久しぶりの「ポタリング」をしてみた!

 心地よい「距離感」を探して

「車旅」をしたいと思った時に、選択肢に入るのが「自転車」を使うか否か。

例えば、車で移動し目的地の駐車場に着いたとして、どこまでの範囲で行動したいだろうか。

目安と言われる「徒歩で1時間=4キロ」だから、歩きで行動できるのは半径2キロ程度、時間で30分くらいが限界だろう。

最も、それ以上の距離なら、車を移動させるという方法もある。

それで賄える部分もあるし、場合によっては散策エリアで取りこぼしが出てしまうこともあるだろう。

こみちが所有している自転車は、もう10年以上も日常生活の足に使っているDAHONの低価格モデル。

とは言え、それ以前にホームセンターで購入したミニベロとは異なり、圧倒的に漕げば進む。

メンテナンス不足もあるから、土手や街中で見掛けるスポーツ自転車とは比較にもならないが、景色を眺めながらペダルを漕いでいれば10キロの往復ができた。

つまり、平坦なルートであれば、20キロの距離を2時間程度で移動できてしまう。

この20キロは東京駅から山手線の向かい側となる新宿駅を往復する距離よりも長い。

例えば、東京駅近くに車を停めて、そこから自転車で片道10キロ、1時間以内で目指せる場所は山手線内どこでも行けそうだ。

この距離感は意外と大切で、同じ距離を歩いて行くと片道3時間は必要だ。

つまり往復6時間なので、現実味がない設定だろう。

特にDAHONの人気車種「K3」のようなモデルなら、バックに入れて電車やバスにも乗り込めるから、移動方法の組み合わせが格段に増える。

先日紹介したスズキ「アルト」もいいけれど

例えば、ひとり旅限定で、日本各地を巡りながらその旅の記録を映像に残すと思った時、アルトなら車幅も小回りも申し分ないから、旅先でも不便さを感じないだろう。

しかし、軽自動車故に車内スペースは限りがあるから、たとえコンパクトになる「K3」を選んだとしても、そこは存在感が出てしまう。

一方で、ハイエースの標準ボディーは、一般的な駐車場にも楽に収まるサイズ感で、しかも軽自動車と比較すればかなり荷物を乗せられる。

自転車用のキャリーを付けて、外側に積載する方法もあるが、DAHONのような折り畳み自転車なら車内に持ち込むこともできなくないだろう。

巡航距離という意味では、折り畳みよりも一体型のフレームに利点はあるが、旅先で雨ざらしも考えると室内保管が安心なのは言うまでもない。

ダイレクトカーズのリトリートや、OMCのナロー銀河や北斗のようなモデルは、キャンピングカーとしてのベースを維持しつつも、外観も一般車っぽくて、目立ち過ぎないのもいい。

他には、ホンダのフリードのようなコンパクトミニバン。

某サイトで確認したら、DAHONの「K3」はタイヤが14インチなので本当にコンパクトに折り畳める。

こみちのは20インチなので、自転車が折り畳めるという感覚にはありますが、あのサイズ感は感動レベル。

もう一度、スズキの公式サイトでアルトの積載性を確認してみると、「K3」なら後席を一番後ろにずらせば、膝もとの空間に一台分なら乗せられるのかもしれない。

でも、旅車としては、ちょっと無理があるのかも。

最低でもフリードクラス以上はないと、車内で食事やデスクワークまではできそうにない。

選ぶカメラは?

旅vlogなら、アクションカメラかジンバル付きカメラが候補になるはず。

自転車での移動中も撮影するなら、アクションカメラをハンドルに固定することになるだろう。

一方で、移動している景色を最初から最後まで固定されたアングルで撮影するのか、別撮りで見せたい景色を意図的に選んで撮影するのかもポイントだろう。

今日、ポタリングしていて、何も全行程を撮影しなくても良いように思えた。

なぜって、タイムラプスのような映像を使いたいなら否定はしないけれど、動画コンテンツとして必須には思えないから。

そう思うと、ジンバル付きカメラやスマホのカメラでもある程度条件を見させるだろう。

先日、鹿島神宮を訪ねた時に、スマホカメラでは十分な画角にならなくて、一眼レフカメラの良さを改めて感じた。

アクションカメラもジンバル付きカメラも本当に映像がキレイなんだけど、単焦点故にカメラとしては物足りない部分もある。

欲を言ってしまえばキリがないけれど、求めている映像やコンテンツの内容によってカメラ選びは変わると思うから、先ず何から揃えるのかと考えたら、こみちの場合は焦点距離が16ミリくらいから100ミリくらいをカバーするズームレンズが欲しい。

普段はカメラ撮影もしないけど、どこかに出掛けて撮影したいと思った時に、デジタルズームでは不便だし、特にワイド側の振り幅が乏しいのは残念だ。

YouTube チャンネルで、動画コンテンツを本格的に製作してみたいと思う一方で、こみち自身は「カメラ撮影」の方が楽しくて、構図やアングル、シャッタースピードに絞りをどうするのか悩みながら撮影したい。

録画ボタンを押せば、ブレの少ない映像が綺麗に撮れるのも大きな魅力だけど、GoPro やDji pocket 2のようなカメラを熱烈に欲しいと思えない理由は、まだそれほどコンパクトカメラで動画撮影ができない時代にサンヨーが販売していた単焦点のカメラに別売の記憶装置を付けて、撮影していたことがある。

もう忘れてしまったが、その別売の記憶装置だけで1万とか2万とかして、秋葉原の小さな店に置いてあると聞き、流石に妻にも内緒で買った。

それでも、画質は驚くほど粗いし、撮影時間も10分とかだったはず。

でもそれが当時は画期的な商品で、右から左からと景色を撮影するのが楽しかった。

とは言え、単焦点なので段々と映像が単調になり、いつの間にか使わなくなって処分してしまった。

GoProがあると面白いのは十分にわかっている。

でも、絶対に画角が変えられないことに不満が出てしまう。


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