中京テレビ「オモウマい店」をご存知だろうか?

 中京テレビが放映している「オモウマい店」

実は関東圏に住むこみちが、この番組を観たのは昨日のことでした。

あまりテレビを観ないのと午後7時という時間帯にテレビのあるところに居ることが少ないので、何となくついていたテレビを眺めていたという感じです。

放送を観て分かったのは、男性二人組が車で街を移動しながら気になる「飲食店」を探して、突撃するというシステム。

2022年3月1日の放送では、京都にある私大近くの喫茶店に突撃していました。

関西圏特有のノリの良さもあって、少し面白い店主が取材に応じてくれたのですが、なんと言っても巨大なオムレツとそれを使ったメニューの安さに食いついてしまいました。

今回、ここで紹介したいのは、その店の詳細ではなく、テレビ制作会社が私たち一般人にも真似られるきっかけを与えてくれたと感じたからです。

映像作りのプロ

まず感じたのは、いわゆるテレビ番組で見ている画面ではありません。

水平ラインが狂って、いかにも素人がいきなり撮り始めたという雰囲気すら感じさせる安定感の画面なのです。

しかし、昔とは異なり、YouTube で観ていることもあってそれを違和感とは感じません。

むしろ、意図的に親近感すら感じさせるほどです。

つまり、高画質であることが大切なのではなく、番組である以上内容が伝わってこそなのです。

もう一つのポイントが、突撃班の映像は撮って出し風ですが、それを観て感想を伝えるスタジオ班の面々はヒロミさんやバイキングの小峠さんなど、笑いのポイントをしっかりと突っ込める方々。

映像の不手際は「何やってんだよ!」と素早く突っ込み、素人故のコメントには「これアリだね!」と足りないインパクトをさり気なくフォローする。

この押し上げがあることで、撮影自体は素人風の映像でも、番組になってしまうという面白い試みです。

「車旅」を映像化するポイントとして

街から街へと移動し、訪れた街の景色を軽く紹介。

特産品や名物を紹介することも、旅の面白さを広げるでしょう。

今までは、何を扱うか、どう撮れば良いのかばかりが気になっていました。

でも、例えば旅の映像を撮影した人が、改めて見直し、その感想を喋るというスタイルだってあったのです。

「そうそう、この店、とっても地元で人気らしくて、そうだなぁ1時間くらい待ったはずですよ」

なんてナレーションを重ねると、映像から得られる情報だけでなく、耳からも楽しめるようになります。

アレ!?

もうみなさん、ご存知でしたか。

これは失礼しました。

テレビ番組を見て、「これって面白いアイデアじゃないの?」と喜んだのはこみちだけでしたか。

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