これからどう生きるべきか?
このブログを開設した当時、ゆくゆくは車をオフィス化して個人事業主として生きていきたいと思っていました。
それで、文章を書いたり、イラストを描いたり、夢を叶えるために活かせそうなスキルを磨いてきたのです。
結果として、イラストは十代の頃から描き始めて、文章はライターとして仕事をするようになって、思えばキャリアばかり長くなってしまいました。
例えば、イラスト一枚、3000円で請け負うとして、作業時間は3時間が限界。
その3時間でどれだけの質をキープできるのかと考えたら、筆運びの遅いこみちはプロとしてはやっていけません。
例えば、自分が描いたイラストを登録し、それを使ってもらうと利用代を受け取るという仕組みのサイトがありますが、登録数を増やすことで今後長い目で見た時の知的資産にすることも出来なくはありません。
つまり、単純に「絵」を描くことを仕事にするよりも、その過程やそれに付加価値を付けて別物にすることで仕事として成立させることも今の時代は問われます。
また、イラストや文章という組み合わせに、「映像」を加えることがポイントで、逆を言えば「映像化」を意識しなければ稼ぐことができません。
そんな風に考えて、例えば一枚のイラストではなく、アニメーションにするとか、写真をイメージ的に使うのではなく、映像をベースにして文章やイラストを組み込んで行く。
そんな意識改革が必要だと感じます。
その中で、今はまだ言えないこみちの目標があって、その実現に必要な時間や努力、コストなどを算出しているところです。
キャンピングカー+車旅
コロナ禍で気持ちも落ち込みがちで、だからこそたまにドライブに出掛けられると、楽しいと感じます。
もしも、この楽しさを共有してもらうことができたら、今の時代はそれを仕事にだってできるでしょう。
しかし、そんな風に前向きを通り越して、夢物語に感じてしまいます。
そして結果的に、もっと堅実な仕事として、今まで介護士をして来たという訳です。
介護業界に親しみがない人も多いと思うので、少し紹介すると介護施設などで働く時には初任者研修と呼ばれる通いで2ヶ月程度のカリキュラムを終えた方がいいでしょう。
この2ヶ月で、「介護とは何か?」の意味が理解できます。
つまり、介護を知ることで、そこに発生する要望や課題も気づけるようになり、働く上で身につけるべきスキルや知識が分かるというものです。
これが無資格のままだと、見真似するしかないので、良いことも悪いことも全てコピーされてしまい、結果として望まれないことを介護の仕事と誤解しかねません。
その意味でもこの2ヶ月は最低限必要だと思います。
こみちの場合、初任者研修のカリキュラムにプラスされた実務者研修というものを受けました。
期間は6ヶ月と4ヶ月も長くなり、その期間で学ぶのはさらに介護に関する実情です。
例えるなら、初任者研修で求められるのは、「オムツ交換」のようななくてはならないケアです。
そして、実務者研修ではオムツ交換にプラスして、褥瘡予防やポジションニング、さらにはその方のケアプランに則した目標の到達です。
もっと平たく言えば、「どう生きたいと思っているのか?」に介護スキルと知識を使って対応します。
さらに、例えば現場での経験が3年以上になると「介護福祉士」と呼ばれる国家資格を受験できます。
国家資格の中では特別難しい資格というよりは、これまでの経験を一つの形として認めてもらうような試験で、現場経験の他、行政の福祉事業、介護の歴史や法改正などに一定の知識があるかを問われます。
もちろん効率的に学習したいなら、受験予備校や通信教育、テキストや問題集の活用で補うことができます。
ただ、他の資格以上に、介護福祉士の試験は合格することも大切ですが、「今、介護がどうなっているのか?」に目を向けることも必要です。
そして、こみちは今年、と言っても2022年1月30日なのでつい最近ですが、第34回介護福祉士試験を受けたところです。
合格発表はもうすぐ先で、これまでの仕事ぶりを一つの形として認めてもらえるかその判断を待っています。
介護福祉士試験に合格すれば、何かそれで稼げるというものではありません。
ただ、これまでどんな意識で働いて経験して来たのかが形になったというだけです。
そしてこみちにとっては、憧れる未来がある一方で、堅実に生活費を稼ぐための保険も必要でした。
その保険が介護の仕事です。
その意味では、今後この「介護に関わった経験」も夢を実現させる糧になるはずです。
2月を迎えて、また一歩前に進むことができます。
それはただ3月、4月があるのではなく、その中にも節目があって、結果によって未来が変わって行くと思っています。
これまでは介護の仕事を蓄積させて「人生の土台」にしてきました。
どうにか形になったのなら、それを使ってできることを模索したいです。
今はまだ具体的には触れられませんが、また一歩進んでいたら嬉しいです。