YouTube チャンネルでは何を提供したらいいの?

 若者世代に許される「特権」から

こみちのような世間から「中高年」と呼ばれる年代になると、もう同世代という括り方ではライフスタイルを説明することができません。

具体的には経済力、健康状態、家族構成や地域性、社会的立場などなど、複雑に絡み合っているからです。

一方で、例えば「学生」と名乗ることができる10代後半から20代前半の方々であれば、「就活」や「これからの仕事」「未来設計」などなど、中高年世代ではとても共通点を見出せなかった共通点があります。

具体的には、「どんな異性と出会うべきか?」「仕事としておすすめは?」「今だからできるライフスタイルとは?」などなど、若者世代特有の話題はたくさん見つかります。

また、「〇〇をしてみた」という括りで、例えば旅に出たとして、何かに出会ったら〇〇をするというような条件を面白がれるのも、それこそ「共通点」があってこそだと言えます。

例えば、中高年世代になると自身の健康に問題がみつかり、どんなに希望しても治療を優先しなければいけない状況が来ることも少なくありません。

また、親の介護が始まれば、貯金を切り崩すことや仕事を変えるなど、ある意味で自分が望んでいないことも受け入れるしかないのです。

そのような日常生活を過ごすと、もう「縛り」は避けたい話ですし、例えば旅で無駄に何かしなければいけないという「条件」も面白みになりません。

それなら、ゆったりとくつろげる温泉宿や、いつもは手が出せないような落ち着いた空間での食事など、ある意味で非日常の中にある「希望」を感じたくなります。

そうだとしても、いきなり宇宙旅行や一回の食事で100万円と言われては、バラエティーして楽しめても、「癒し」という感覚にはならないでしょう。

そのためには、高額な金額で釣るよりも、歴史や絶景のようなフレーズ、または予約が取れない貴重な列車旅など、それを自分でするには「手間が掛かる」ものほど、見たくなるのではないでしょうか。

もちろん、同じ中高年世代でも価値観や環境は様々ですから、若者世代の感覚を特有に感じない人もいるでしょうし、こみちのようにどこか違いを示す必要性を感じる方もいるでしょう。

その点では、資格取得や社会的文化的な事柄の解説など、ある意味でバラバラな世代でも共通する話題に関しては扱いやすいはずです。

ある若いYouTuber のカップルが帰郷するコンテンツをアップしているのを観て

同じことを中高年世代でできるのかというと、それは誰が観てくれるのでしょうか。

それこそ、生まれ育った故郷やお世話になった恩師や学校、さらには社会人になって関わった会社や同僚たちを今でもしっかりと交流を持っていて、公開されたYouTube という場所で顔出ししてもらえるのかとなると、実際は簡単ではないでしょう。

というのも、何か問題が起こった時に、出演してくれた方々に少なからず迷惑が及んでしまうと想像するからです。

だとしたら、定年退職する年代になって始めたボランティア活動や、DYI、家庭菜園など、同年代の方々が楽しめる内容に絞り込む方が良い結果なると思うのです。

数年前なら、キャンピングカーを活用して何か始められないかと思っていた時期もありましたが、これだけ新型コロナの影響が長引き、移動することを自粛する時代になって、YouTube チャンネル運営で「なぜ今キャンピングカーを使うのか?」の目的に迷いが生じます。

もちろん、製造販売を行う方々にとっては重要なビジネスなので、批判するつもりはありません。

そうではなく、個人で副業の範疇でYouTube チャンネル運営のためにとなると、個人的には別の手段ではダメなのかと思ってしまうのです。

こみちは結局のところ

こみちとしては、趣味のイラストや音楽鑑賞の領域で、何か始められないかと考えたりしますが、まだこれというはっきりとした目標もありません。

年末くらいから急にワイヤレスイヤホンに興味を持ち、今は昔でいう「アンプ」のような「dac」に関心が移行しました。

元々が極めるというタイプではなく、正にミーハーなので、一周まわればすぐにお腹いっぱいになってしまうのは昔からです。

最近、ワイヤレスから「有線」に評価が戻っている節もあって、例えば1万円台のワイヤレスイヤホンが有線なら5000円クラスの音質と知り、なんだかんだ言ってもワイヤレスイヤホンは「利便性」を優先した商品だったのかと気づいたのです。

つまり、3万円のワイヤレスイヤホンでさらに高音質を目指すなら、コーデックや通信速度を最適化しなければいけません。

もちろん、有線でも同じですが、それでも転送のロスは圧倒的に少なく、上乗せした予算でドライバーの数や性能アップに費やせるなら、どう考えても同価格帯では有線の方が高音質になるでしょう。

こみち、1ヶ月くらい前にダイソーで販売している1100円のワイヤレスイヤホンを持っていて、それを使い始めてからソニーのノイキャンヘッドホンを使っていません。

聴き比べれば、音は違うのですが、それ以上に気負うことなく使える方が好みです。

それにイヤピースを変えたら、耳への密着度もアップし、音質も良くなりました。

その意味では「イヤピース」は自分に合っているものを使うべきです。

でもでも、こんな話題ってブログだからまだ許されますが、動画にして観たいと思う人いますか。

綺麗なお姉さんが説明してくれるならまだしも、中高年世代の典型的なおっさんなので、ちょっとないなぁと自分でも気づきます。

若い世代なら、まだ許されるワンチャンありそうでしょう!?

その若さと可能性が本当に羨ましい限りです。


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