絶対に欲しいと思う定番カメラはなんだろう?
今の若い世代の方なら、物心ついた時には「スマホ」なるアイテムがあったはず。
でも、こみち世代にあたる中高年なら、カメラは「フィルム」だったという方も多いだろう。
それだけに24枚撮りや36枚撮りのフィルムを買って、そのフイルムにもISO100とかISO400とか、ある程度の知識や興味が無いと踏み出せない世界がカメラでした。
しかも、フイルムの現像や焼き付けは写真屋で行うのが一般的だったので、それこそ運動会を撮影しても写真屋に頼んだのはそれから3ヶ月後や半年後なんてこともあって、撮ってすぐに楽しみというよりも、振り返ればこんな時もあったというくらい写真を扱うことは専門職のいわば特権だった時代です。
昭和から平成、令和と時代が移り変わり、それこそiPhone 一台あれば、誰でも「Vlog」を始められます。
強いて言うなら、iPhone で撮影するにはちょっと勇気が必要だと感じるシーン、つまりバイクや自転車に固定しての走行動画や、手ぶれが気になる歩行時や街中をできるだけ自然に撮影したい時などには、「スマホ」とは別のカメラがあると便利でしょう。
最強のカメラと言ってもいい「GoPro 」
GoProも10まで進化して、随分と立派になった印象もありますが、カメラとしては本当に手軽にどこでも撮影できる一台です。
しかもアクションカメラと呼ばれるタイプでもあり、スマホではちょっと遠慮したい剥き出しで固定して撮影するような場合でも、しっかりとその役目を果たしてくれます。
例えば旅ブログの撮影に使えば、移動から立ち寄った店先などなど、画角こそ固定されてしまうので単調になりやすいとも言えますが、実際にYouTube などにアップされた皆さまの動画が観る限り、そんな印象はありません。
それこそ、更なる高画質や画角にこだわり始めると、単焦点タイプではないカメラを導入しなければいけません。
iPhone にも言える話ですが、最新のミラーレス機と比較しても、パッと見ただけでは区別できないほど画質は十分です。
しかし、ミラーレス一眼のカメラが凄いのは、まず画角を自由に変えることができ、意図的にシャッタースピードと露光、さらにISO 感度も設定できるので、機械的に設定された高品質ではなく、撮影者が意図する撮影が可能だという点でしょう。
ただ、そこまで踏み込んでしまうとカメラを揃えるだけでも高額になり、これからVlogを始めたいという人にとっては出費ばかり増えてしまいます。
その意味では、お手頃なカメラを一台購入して、どこまで自身の日常生活を潤いあるものにできるかがポイントで、その点でGoProカメラはとても優秀な一台です。
それでも最新のGoPro10を購入するとなると6万円後半からとなっていて、予備バッテリーや録画用のカード、さらに撮影で使うアタッチメントを追加すると、さらに金額も加算されます。
予算として例えば10万円くらい準備できるなら、例えばGoPro でVlogを始めるというのは十分な選択でしょう。
Dji pocket 2もいい
GoProとはまた異なる魅力があるカメラというとDji pocket2でしょう。
カメラと言っても手で握るというカメラで、その先端にあるカメラは3軸ジンバルと呼ばれる補正機能が搭載されていて、GoPro でもかなり手ブレを軽減してくれますが、この3軸ジンバルによってよりナチュラルな映像が得られます。
本体価格で約5万円。付属品がついたモデルで7万円くらいと、金額を比べればGoPro よりも始めやすいでしょう。
強いて言うなら、バイクや自転車に固定して、ガタガタと走行シーンを撮影するというよりも、もう少しのんびりと歩くような速度域や電車や車、船のような乗り物に乗って撮影する方が似合います。
お散歩系Vlogのような撮影を目指すなら、むしろこのDji pocket2が使いやすいでしょう。