飽きっぽいこみちが「没入感」を気にし始めた!?
以前にも、SONYのヘッドホンが欲しいと思って、「MDRシリーズ」を手に入れた。
数万円のヘッドホンを使って、「聴こえる」では表現できない感覚を覚えた。
今では、その時に買った有線モデルとワイヤレスも妻が使うというので渡してしまい、こみちは百均で手に入れた税込み1100円のワイヤレスイヤホンを喜んで使っている。
聴き比べれば、高級なモデルは確かに音の再現性が高い。
ノイズキャンセリングも、生活音をシャットダウンしてくれるから、文章を書く仕事をしたい時に便利だった。
でも最近は、自室に篭ると静か出し、わざわざヘッドホンを使うことも必要がない。
とはいえ、「没入感」がまた気になってしまったのだ。
良い音を手に入れるためには…
思えばまだ実家にいた子どもの頃、家には巨大なステレオがあった。
軽く一畳くらいのスペースを占領していたし、駅前にあったレンタルショップでスケッチブックくらいのレコードを借りて来てはそのステレオで聴いていた。
当時は録音するにもカセットテープしかなくて、レコード盤に針を乗せて演奏が始まるまでの僅かなノイズが心地よく、今のデジタルには無い情緒がありました。
スペースから見る「良い音」の定義
こみちのように中高年になると聴こえる音域はかなり狭くなってしまいます。
しかも最近流行りのワイヤレスの場合、転送による音質の劣化が課題とされ、SONYのLDACというコーデックを使うことで、より高音質な音を楽しめるようになりました。
とはいえ、こみち自身、同じ時期にヘッドホンですがLDAC対応ヘッドホンと有線ヘッドホンの音質の違いを感じましたが、環境次第なのでしょう。
つまり、良い音は手軽さと相反するところにあって、ワイヤレスにすればどうしても犠牲になってしまう部分は避けられません。
実際、接続するケーブルを替えるだけでも音質が変わることを知り、良い音を追求するとそれなりに資金も必要です。
趣味で良い音を楽しみたいこみちのようなタイプなら、ある意味で「アンプ」を噛ませずに使えるヘッドホンやイヤホンあたりがいいのでしょう。
そうなると、価格帯は5万円以下。
それでも十分に高額ですが、20万円とか30万円のような深みにははまりません。
事実、そこまでくるともうヘッドホンを購入するだけでは追いつきませんから。
ワイヤレスイヤホンってどうなの?
SONYのワイヤレスイヤホンを視聴して、実は欲しいとは思いませんでした。ごめんなさい。
なぜなら、同社のヘッドホンよりも制限を感じますし、手軽さやノイキャンもこみちの場合はそれほど重視する環境ではないからです。
今、百均のワイヤレスイヤホンを使っていて、確かに良い音ではありません。
小型のカセットデッキで再生したような音質です。
でも、中高年の人なら昔聴いていた音で、それはそれで納得できる範疇でしょう。
もちろん比較すれば、良い音には独特の気持ちよさがありますが、鼻歌を歌うレベルなら音楽を楽しめます。
しかも、1100円なので、お試し感覚で買ってみても不満は少ないはず。
「ワイヤレスイヤホンってどうなの?」と思う人なら、最初の一つとして手を出しても悪くないでしょう。
その上で、もう少し没入感が欲しいなら、Ankerあたりの1万円クラスや、さらに奮発してSONY、BOSEなども聞き比べてみることも。
まだ試聴できていませんが、Victorのワイヤレスイヤホンってどうなのでしょうか。
こみち自身、強いノイキャン性能よりも、手軽さの中に高音質の再現性が高いモデルが好みです。