キャンピングカーでの食事を考えたら
国内旅に限定すれば、食材や食べものを手に入れることはそう難しいことでは無い。
ただ、キャンピングカーでの旅で、その期間が1週間を超えるようになれば、快適だった車内も少し窮屈に感じることだろう。
まして、食事を車内で作るとなれば、どうしても調理方法が制限されて、少し手の込んだものを食べるなら、外出で済ませる方が簡単かもしれない。
多くのキャンピングカーには、給排水タンクが搭載されているが、そのタンク容量も10リットルとか20リットルとかで、じゃぶじゃぶと野菜を洗ったり、食器を洗浄するには心許ない。
つまり、「定期的に調理をする」というよりも、「車内で作ることもできる」という想定なのだろう。
もっと言えば、電子レンジでの温めやフライパンでの加熱をフル活用した調理が結果的にメインとなってしまう。
もちろん、最近のキャンピングカーには大容量のサブバッテリーがあって、また多彩な調理家電も増えたから、煮込み料理も作れないことはない。
しかし、問題は調理後の片付けで、油で汚れた内鍋を洗う時に、排水タンクに流すのは衛生面を考えると躊躇ってしまうだろう。
日本ハムが力を入れている「常温食品」とは?
以前も「常温食品」としてレトルト食品があった。
主にカレーやパスタソースなどで馴染みがあるだろう。
電気釜でご飯を炊いたり、レンジでも作れたりするから、白飯やパスタさえ作れれば、レトルト食品でもそれなりに賄うことができた。
そして、今回の注目は「常温食品」の中でも、「あじわいシリーズ」と呼ばれる商品群だ。
日本ハムの公式サイトを見れば、筑前煮や肉じゃが、オムライス、ハンバーグなどがラインナップされている。
これまでにも冷凍食品には同じような食品もあったと思うが、「常温」管理できるという点でメリットが大きい。
しかも、レトルト食品のように製造過程で食材を潰すことも少ないし、冷凍食品にありがちなパサパサ感も緩和されているということで、特に「筑前煮」や「肉じゃが」のような料理を調理したものと遜色ないレベルでいつでも食べることができるのは大きな魅力だろう。
そして、日本ハムの提供する「あじわいシリーズ」の場合、食品はトレーに入っているから、新たに食器を用意することも必要ないから、食後に食器を洗うことも避けられる。
つまり、キャンピングカー内でも料理として考えると、メリットがたくさんあるのだ。
もちろん、キャンピングカーオーナーだけでなく、広く一般の方々も、常温食品を活用してみてはいかがだろうか。