YouTube の「サムネ」でキャンピングカー系チャンネルを比べたら

 YouTube は「サムネ」次第!?

「サムネ」とは、一覧表示で最初にユーザーが目に触れる部分。

つまり気になるワードで検索結果が出た時、多くのユーザーが上の方にあるサムネから眺めて行くことになるでしょう。

キャンピングカー系のサムネでは、「納車」「〇〇万円!」「豪華」「便利」「車中泊」「オール電化」と言った何かキャンピングカーに関連した情報を求めているユーザーが見たくなるワードを大きく目立つゴシック文字で書いてあります。

一方で、もう少しターゲットと絞り込み、リピーター向けに投稿されたサムネでは、チャンネルを象徴する「顔だし」や「チャンネルのロゴ」、ゴシックではない書体など、ある意味で「差別化」を演出し始めます。

顔だしパターンでは、「女性一人」「夫婦カップル」「男女混合」などが多く、「男性のみ」の場合は有名人というのも特徴でしょう。

サムネの「推しワード」から分かる特徴

キャンピングカー系コンテンツの場合、キャンピングカー自体のスペックを紹介するところがスタートになっています。

納車された車体のスペックや見た目、使い勝手などをコンテンツで紹介するという内容です。

ビルダー自身が製作したコンテンツよりも、一般ユーザーによるコンテンツが再生されるのも、ユーザーやユーザー予備軍が聞きたいポイントを盛り込んでいるからではないでしょうか。

キャンピングカーの強みだけでなく、気になる部分も紹介してくれると参考にできますから。

納車から始まった動画も使い勝手の紹介へと続き、次のステージを迎えます。

ある意味で、個々のチャンネルの特徴が現れるのもこの辺りからでしょう。

簡単に言えば、国営放送のような「経費」「メンテナンス」などのハウツー向けに進むチャンネルと、民放に見られるバラエティ番組のようなオーナーのキャラクターを全面に推してチャンネルに分かれて行くようです。

しかし、最近の自粛もあるのか、キャンピングカー系コンテンツのオーナーが増えていないようにも感じます。

実際、こみちの感覚では、キャンピングカー系コンテンツとしては10〜15チャンネル程度ではないでしょうか。

キャンピングカー系コンテンツのライバル!?

キャンピングカー系コンテンツのライバルとも言えるのが、「釣り」系コンテンツではないでしょうか。

こみちは釣りをしないので普段はあまり観ませんが、「釣り」で検索してみると釣りをしているサムネが並びます。

興味深いのは、キャンピングカー系コンテンツのサムネみたいに、文字で溢れていないこと。

魚の名前や雰囲気を伝えるひと言くらいです。

しかもコンテンツの再生時間が圧倒的に長く、10分オーバーが大半でした。

さらに気づいたのは、同じ自然派ですが釣りが海や川などがサムネに映り込んでいるのに対し、キャンピングカー系コンテンツは車が大きく映っていて、撮影場所は注意しなければ気づかないくらいです。

臨場感という意味ではポイントでしょうし、キャンピングカー系であまり景色を取り込まない事情があるのかもしれません。

その意味では、釣り系チャンネルの方が、より多くの視聴者を抱えているのでしょう。



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