長寿番組「人生の楽園」から学ぶこと

 長寿番組「人生の楽園」に学ぶ

テレビ番組「人生の楽園」は、2000年から放送を開始している長寿番組です。

主に中高年の夫婦が、自分たちのセカンドライフを実現させる活動をドキュメンタリーよりもアットホームな雰囲気で描いたバラエティー番組でもあります。

初代のナレーションは、ドリフターズのいかりやさんでした。

その後、西田敏行さんへとバトンタッチし、今でも優しい声で番組を支えてくれます。 

また、女性アシスタントとして伊藤蘭さんが務めた後を、菊池桃子さんが引き継ぎ、今も活躍されています。

こみち的に感じる「人生の楽園」とは?

例えば、蕎麦好きが高じて、水の清らかな田舎で夫婦が営める小さな店を開店させたりします。

それが、パン屋だったり喫茶店だったりするのですが、農家やペンションオーナーになる人もいて、中高年層には定年後の生き方を考えるきっかけにもなります。

特に「人生の楽園」では都会での生活ではなく、自然豊かな場所に移住したり、生まれ故郷にUターンするようなケースがあったりで、自然派には興味深い話でしょう。

テレビ番組だけに…

ビジネス系番組ではないため「人生の楽園」では、開業資金や利益率など、ビジネスでは気になるポイントも明確に示すことはありません。

ただ、自然豊かな地域の開放感は都会ではなかなか感じることができません。

そんな場所に憧れてセカンドライフはのんびりと夫婦一緒に暮らせたらと思う気持ちも分かります。

しかし、民家の少ない地域で開業することは簡単ではないでしょうし、夫婦がいつも一緒に行動を共にするのは、長年連れ添った間柄でも簡単なことではありません。

どう魅力を作り出せるか?

田舎で小さな店を開店しても、人通りの多い都会での経営はそのまま活かせられません。

蕎麦屋であれば、手打ち麺にこだわるのはもちろんですが、天ぷらの食材となるタケノコや舞茸なども天然採取できれば強みとなります。

しかし、それだけではまだまだ魅力ある経営を維持することは難しいはずです。

そこで、定期的に観光客が訪れる滝や湖などの景観に優れた場所など、店だけでは補いきれない集客力もいろいろと調べたいところです。


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