キャンピングカーVLOGをビジネスモデルにするためには?

 先ずは生活を継続させる試算をしてみよう!

登録者数約2万人のYouTuberの場合、月に5回のペースで10分前後のコンテンツをアップされています。

内容によっても再生回数は異なりますが、1年後の各再生回数は3万回〜10万回でした。

そして、数回は50万回を超えるものがあり、これが大きな収益になったでしょう。

また、以前よりも更新頻度は下がっていますが、公開後の各コンテンツの再生回数は増加傾向にあります。

この増加は登録者数と関係していると思われます。

さらにこの一年間での総再生回数は合計すると約1000万回と思われるので、収益は100万円から300万円くらいではないかと予想できます。

ただ、キャンピングカーの維持やメンテナンス費用として月に5万円から10万円掛かるとするなら、実際に食費等に使える金額は最高でも200万円くらいだと思われ、また機材などの費用まで含めるとさらに収入は下がってしまいます。

しかし、旅をしながらライティング等の仕事もこなせれば、月額でプラス3万円程度は見込めるので、十分に生活を維持できるのではないでしょうか。

1つの目安として、1年後に1万人の登録者数と再生回数1000万回をクリアできることが旅を続けられるボーダーラインかもしれません。

バンコンタイプのキャンピングカーなら、実質3年間の車両代は200万円から300万円だと思われるので、その費用も含むとさらに再生回数を上げることが必要です。

別のYouTuberの場合、登録者数が約10万人で、年間のコンテンツ数が120本。

各コンテンツの再生回数は5万回から15万回で、数回は20万回を超えています。

総再生回数も年間の合計で1500万回を超え、1本の再生時間も10分を超えることから広告表示回数も加算されているでしょう。

とは言え、YouTube を始めて2年前後と、先に紹介したYouTuberとほとんど時期は変わりません。

登録者数が収益に直結していることが分かります。

登録者数10万人を目指すには?

キャンピングカー関連のVLOGチャンネルで、登録者数10万人を超えているのは本当にTOPクラスの面々です。

こみち自身もよく訪れるチャンネルでも、改めて確認すると5万人だったりで、印象との差に驚かされます。

さらに言えば、女性のチャンネルオーナーは男性に比べて登録者数が多い傾向です。

チャンネル登録者数が約10万人の女性オーナーの場合、一本の再生回数は5万回から15万回と、男性オーナーと差は見られないことから、性別よりも登録者数が重要なのかもしれません。

男性オーナーでこれからキャンピングカー関連のチャンネル運営に参入するのは、苦戦も覚悟しなければいけないでしょう。

雑誌紙面を思わせるスタイリッシュなコンテンツを発信しているキャンプ系チャンネルでは、開始から一年でほぼ登録者数10万人を達成しているから驚きます。

各コンテンツの再生回数は2万回から10万回、時々30万回を超えたりしています。

更新頻度は週一回で、作り込まれたコンテンツに作業量が増えているからでしょう。

これから始める場合に、一週間で撮影から編集までをこなすペースはかなり不安が募ります。

登録者数もほとんどいない状況ですから、再生回数も大きく伸びることは予測し辛いからです。

しかし、副業として考え、初回の週末に撮影だけを済ませて、翌週に編集と次回の撮影を行うというペースで地道に継続してみるのもありかもしれません。

ただ「キャンプ飯」や「キャンプ」というワードでは、最近はあまり多くのコンテンツがアップされていません。

それだけ注目度も低下しているのでしょうか。

さらに、「女子」というワードが付くと登録されやすいと紹介しましたが、数例を見ると「キャンプ」とは別に「肌の露出」が多いように感じます。

それだけ注目されるには女性でも苦戦するということなのでしょう。

根強い人気チャンネルは…?

もっとも安定したチャンネル運営を考えるなら、「犬猫」などのペットをコンテンツに登場させることでしょう。

ただ、人気のチャンネルは室内を撮影場所としているので、それができる環境も必要です。

家族まで登場し、そこにドラマ性まで加われば、人気チャンネルになるでしょう。

一方で、ハウツー系チャンネルも今後は生き残って行くのではないかと思います。

こみち自身は、似顔絵をYouTube に載せていますが、それだけでは本当に優しい人しか見てくれません。

運営しているレベルではないでしょう。

つまり、描いて終わりではなく、どう描いたのかが分かるように工夫するとか、「ハウツー系」に改善しないからだと思います。

いずれにしても、載せれば見てくれるという時代は過ぎて、作り込みも必要とされるようになったのでしょう。

これから夏を迎えるので、キャンピングカー関連のチャンネルがどこまで伸びるのか注目していきたいです。


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