コロナ禍で追い風!?
感染リスクや密度を避ける行動。さらには、働き方そのものまで問われる時代となりました。
リモートワークと言う言葉が普及した一方で、従来型の労働スタイルの良さもまた再認識されています。
一方で、キャンピングカー人気、関連するYouTubeチャンネル増加からも分かるように、これまでのライフスタイルを一変させ、自然と融合し、自由な生き方を模索する人が増加中です。
キャンピングカーと仕事
キャンピングカーの利点は、自由に移動できること。
一方で、仕事は周囲との関係重んじる部分もあって、本来、両者は交わりにくい存在です。
例えばこれが、キャンピングカーを製造する会社やレンタカー会社、イメージビデオ制作会社というような形で、キャンピングカーを扱いつつも一部では従来型の形態を保つことで仕事として成立させています。
しかしながら、多くの人の関心は、キャンピングカーを使って全国を移動しながら、その土地で出会った感動や体験をコンテンツとして配信し、それによって収益したいと言う願っているでしょう。
以前からこみちなりの指標として配信後1ヶ月で1万回再生されることに判断していますが、どうやらその基準を超えるのも容易では無さそうです。
詳しい背景は熟知していませんが、配信のみで生活するには、この条件を超えたとしても将来的な不安は拭うことが難しく、5年後にキャリアが身につかないデメリットを考えると、なおさら歳を重ねると言う事実とビジネスとしての成功をしっかり見極める必要があります。
YouTube は一過性のコンテンツなのか?
以前とは異なり、YouTube にタレントなど芸能人や芸能事務所が関わるケースも増えました。
また、企業自体がチャンネルを開設し、独自の展開をすることでYouTube の良さを活用し始めています。
つまり、我々は「好きなことで稼ぐ!」と言う認識もいいのですが、少なくとも同系列の企業や芸能人よりも「広告告知のデバイス」として優位性を示さなければ、この先段々と配信による収益も下降していくでしょう。
なぜなら、企業は広告費を支払うことを控え自身で配信のノウハウを収集し始めることもあり得ます。
さらには、YouTube 以上に強力なビジネスが登場すれば、そこに注目は移行し、新たな対応が求められます。
つまり、単にYouTube 向けの配信ノウハウではなく、映像コンテンツの根本的な意識を持つことで、これからの動画配信で生き残れるのではないかと感じます。
まだまだキャンピングカー系動画は成長途中!?
キャンピングカーの巨人、NUTS RVが同社のフラッグシップ「ボーダーバンクス」を提供し、歌手の清木場俊介さんがキャンピングカーでの新たな試みを始めました。
仮にその活躍が、新たなコンテンツの指標となれば、従来よりももう少しテレビ番組に近づいたコンテンツが増えてくるように思います。
そのような傾向が強まれば、単なる個人的な感想を主体にした情報コンテンツは信頼性を欠くでしょうし、個人ユーザーが生き残れる範囲もまた限られてしまうでしょう。
と言うのも、キャンピングカー系動画配信をしているYouTuberの中でも、既にコンテンツがパターン化されているケースも少なくありません。
キャンピングカーに興味を持つと、同時に道の駅やRVパークのような宿泊先にも興味が湧くはずです。
それはキャンピングカーが手に入れて楽しむものではなく、活かしてこそのアイテムだからです。
しかしながら、実際に手に入れた人は、他者の動画コンテンツを見て、新たな発見をするでしょうが、実際には同じような手法でコンテンツ化させるヒントとして活用するはずです。
それはそれで自然な流れなのでしょうが、実際にコンテンツで取り込みたいのはこれからキャンピングカー購入を検討している人々です。
それはつまり、Webサイトから収集できるスペック的な内容ではなく、もう一歩踏み込んだ聞きにくい情報で、ランニングコストや車両の故障、メーカー保証などなど、各ビルダーの対応にも及びます。
もちろん、暴露話になってしまうと訴訟問題にもなりかねませんから、必要とされていてもなかなか踏み込めない実情はあるはずです。
タレントが活躍しテレビ的になれば、それだけ個人的な感想もより注意が求められるでしょうから、テレビにはない自由度も見直され、どこかこじんまりとしたコンテンツばかりが増えてしまう可能性もあります。
つまり、市場規模がテレビを超えないことになり、我々個人ユーザーにとっては動画配信のみで生活を維持することがより困難になってしまうこともあるでしょう。