長期間「バンライフ」しているYouTuberさんたちを調査した!?

 「バンライフ」をしている夫婦は多い!?

特にYouTube で見つけられるのは、夫婦でバンライフされている人たち。

しかもより本格的なキャブコンは少なく、多くがハイエースなどの使ったバンコン。

「バンライフ」というワードだからなのかも知れません。

というのも、キャブコンでバンライフされる方は40代以降の夫婦が多くなります。

当然、キャブコンの方が居住性に優れるものの、車代が高額ということもあって、若い世代はバンコンを好むみたいです。

二人の仲睦まじい姿も特徴!?

バンライフを楽しむYouTuberの方々は、アースカラー好むのか、車内に木材を取り入れるなど、ナチュラルな色調のインテリアでまとめられていたりします。

雑貨屋をイメージしそうな雰囲気で、夫婦の仲睦まじい様子も頻繁に見かけます。

車内での調理でも、パスタやホットサンドなど手軽に作れる料理でも、木製の器やメタル素材を取り入れるなど、映像化した時にも魅力的に映る工夫が見られます。

同じハイエースベースだとしても

中古車格安で購入し、それをDIYして愛着ある一台に仕上げる人もいれば、ある程度機能が装備されたバンコンを購入している人もいて、同じバンコンでもその仕上がりやこだわりは異なります。

現実的なことを言えば、ハイエースは10万キロ以上走っていることも多い車種で、いい車体に恵まれればお金を掛けずに旅を始めれるでしょう。

ただ、ディーゼルエンジンのアイドリングはかなり振動も騒音も大きく、夜の静かな場所では躊躇ってしまうくらい気になるケースもあります。

夏の熱帯夜や冬の冷え込みなど、車体の断熱効果が期待できないとそれだけ居住性にはっきりと差が出るでしょう。

もっとも、YouTube で動画配信するだけなら、本人が我慢すればいいだけとも言えますが、そんな時に「若さ」が関係してくるのかも知れません。

中高年になってくると、暑さにも寒さにも我慢ができません。

意見の食い違いや旅そのものの意義すら見失いかねません。

ハイエースと言っても、そこは狭い車内なので、若い頃なら不便も「楽しい」が上回りますし、苦労も思い出になるのでバンライフを続けられるのでしょう。

一方で、社会人経験を経てバンライフを始める人などは、ある程度の装備がついたバンコンタイプのキャンピングカーを購入していることも多く、エアコンやFFヒーターなどの装備されたモデルで旅をしています。

格安のバンライフなら、車のメンテナンスや車中泊代などを除いて夫婦で10万円前後で生活できるとか。

この金額に車のローンや租税を加えると、一般的な社会人が必要としている経費とそう変わりません。

つまり、バンライフだから特別に「安い」とか「少ない費用で生きられる」ということはなく、代わりに入浴の回数や洗濯コスト、ガソリン代などでコストが増えるみたいです。

言い方を変えれば、バンライフを続けながら、どれだけ収益化できるかがポイントとなるでしょう。

バンライフに多い収益方法

やはりYouTubeでの収益化は外せません。

しかし再生回数だけみると、1か月が経過していても1万回を超えていないケースも多く、毎日更新でもしなければ、到底生活費をねん出できるとは思えない場合も見かけます。

また、ライターやイラストレーターとして活躍している方も見かけます。

そのあたりは、どんな記事をどんな風に取材して仕上げるのかも気になりますが、一文字1円くらいだと、1日一万円の収益も結構大変な印象です。

こみち自身のケースで言えば、このブログに使っているイラストでも、時間としては1時間から3時間くらい費やしている計算なので、労働と考えると一枚1000円では描くよりも外で仕事した方が稼げる計算です。

毎日10枚を何年も続けられるとは思えませんし、こみちレベルの技量ではライターもイラストレーターもバンライフで継続は難しいと思っています。

その意味では、若い夫婦でバンライフをしながら、ライターやイラストレーターで食べていけるのは尊敬に値します。

また、オシャレな映像をYouTubeで公開している人もいますが、意外と再生回数に反映されていないのは気になります。

映像がダイナミックで、リズム感もある印象でも、それが「作品」という雰囲気だと観る人限られてしまうのでしょうか。

むしろ、夫婦の何気ない様子を伝えてくれる映像の方が視聴されていて、映像のテクニックは一定水準で十分なのかも知れません。

調べて行くと、夫婦で運営している時は反響が少なく、別々に活動すると視聴されるようになったというケースもありました。

面白いところですが、「二人はとっても幸せなの!」という雰囲気が全面に出過ぎると、視聴回数は伸びなかったりします。

画面には夫婦二人でも、視聴者を含めた「3人」で過ごしているいくらの距離が好まれるのでしょう。

さらに、顔出しをしている夫婦が多い一方で、あえて後ろ姿や横顔までで、カメラアングルも割と接写が多用され、本人たちの素顔を公開していない方もいます。

しかもしっかりと旅の魅力は伝わっていて、再生回数にも反映されているのが分かります。

ただ、サムネではお二人の姿が素敵な景色に溶け込んでいて、「なんだかオシャレな二人だなぁ」という印象が伝わります。

これが全く姿形も分からないと、こんなにもファンは増えないのでしょう。

男性だけのYouTuberはバンライフで活躍できない!?

まずテレビ番組では知名度があると別ですが、ふつうは男性だけをキャスティングすることはありません。

選挙番組や経済番組、競馬番組でも、必ずアシスタント役として女性が入っています。

男性の年代が高いときは、彼らに合わせて落ち着いた雰囲気の女性を呼んだり、逆に親子ほど歳の離れた若い女子を入れて、幅広い世代に支持されるように工夫させます。

これがYouTube で夫婦二人のバンライフとなると、キャスティングはすでに決まっています。

その意味では、夫婦二人の魅力をどれだけ伝えられるかがポイントとなります。

まして、男性一人で始める場合、カメラに向かって話したとしても、それを見るのは誰なのか想定しなければいけません。

モデル並みのイケメンが、素敵な笑顔で語りかけてくれたら、きっと女性たちも見てくれるはずです。

しかし、中高年のこみちのような男性が、何を語れば「興味」を感じてもらえるのかと考えると、「情報」や「メンテナンス」など、テクニカルな要素も不可欠でしょう。

割と女性一人で始める場合には成功例もたくさんありますが、男性一人でバンライフのみで成功しているケースは少なく、それだけ印象深い内容にならないのかも知れません。

ジャンルは異なりますが、鉄道系の動画配信をされている人は、卓越した鉄道知識と企画の面白さが群を抜いています。

実際、配信後1か月で50万回を超えていますし、数日でも1万回に達しているほどです。

彼の場合、コメント力がずば抜けていて、そこに魅力を感じて人も集まってくると思いました。

そのすると、男一人でバンライフとなった時に、例えば「釣り」や「自転車」、「インテリア」など、バンライフを前面に押し出すよりも、視聴されやすい内容を見極めて参入した方がいいのかも知れません。

でも「カッコイイ」とか「オシャレ」とか、さらに「面白い」というギャップもある人が成功しています。

当然と言えばそれまでですが、YouTube でバンライフを軌道に乗せるのは簡単では無さそうです。

中年男一人でも出来そうなスタイルはないかと検索していたら、バイク系チャンネルで知っている女性がオススメに出てきました。

「こんなこともしているんだ?」

車内でランタンを灯して調理している動画ですが、再生回数、コメントと共に流石の影響力です。

でもこれが真実なのでしょう。

見ていられるという強みは、大きな武器ですから。





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