「日本一周」を目指すなら「レイライン」を辿るのはどうか?

 「レイライン」とは?

「レイライン」とはley lineと表記され、古代の遺跡が一直線に並んでいると指摘されるようになったそうです。

日本国内では、例えば茨城県の「鹿島神宮」を左端に、西に向かって東京の「皇居」「明治神宮」、「富士山」、三重の「伊勢神宮」、奈良の「吉野山」、徳島の「剣山」、宮崎の「高千穂」が一直線に並んでいます。

歴史的な背景に詳しくないこみちですが、ここに挙げられた地名は、どこかで耳にしたことがあり、例えばその場所がパワースポットと呼ばれる地域だったりして、それが偶然なのか必然なのかは分かりませんが、何か関連あるものだとするのなら、そんな風に日本を見ることができるのかと改めて思った次第です。

「日本一周」どう意味づけするか?

以前にも触れたように思いますが、例えば20代の頃に全国の都道府県を巡る試みは、「自由」や「可能性」と言った動機があるかもしれません。

確かに、生まれ育った街で大人になり、今でも地元に残って家庭を守る暮らしを続けて来たら、全国を巡る機会などそうそうあるものではないでしょう。

一方で、百貨店やデパートでは定期的に物産展などを開催していますが、そんな物産展を全国各地で行う会社であれば、一年を通していろんな土地を訪れることができます。

それこそ長距離トラックのドライバーなら、業務で日本国内を走り続けているでしょう。

個人的な目標として全国を巡りたいと掲げたとしても、それが1日の移動距離を500キロに想定すれば、早ければひと月、遅くとも3ヶ月で全国を巡ることができてしまいます。

「日本一周を達成!」と言えるのは事実ですが、もしも中高年になったこみちが今から挑戦するなら、ひと工夫して始めたいところです。

そこで、今回なら「レイライン」というワードを出したのですが、それが意図的か否かは別として、旅の動機付けにできるのではと考えました。

四国のお遍路などにも言えますが、ただ足早に巡ったと結論を急ぐよりも、ある程度の年齢を重ねたことで起きる心の変化と照らして「歴史」や「遺跡」に触れながら、その地を感じるのもアリだと思うのです。

そこまで掘り下げてみることで、日本をまた今までとは異なる視点で見つめられ、旅情を深めることができるでしょう。

鹿島神宮や皇居、明治神宮や富士山など、これまでに何らかの機会があって足を運んだことはありましたが、例えば「レイライン」というワードを意識して、ここに紹介した地名だけでなく、新たに各地を訪れてみたら、何か発見できることがあるかもしれません。


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