雑誌「男の隠れ家」をご存知だろうか?
株式会社三栄から月刊誌として発行される人気のキャンプ系情報誌です。
最新号となる6月号では、「男の隠れ家」としておすすめできるキャンプ場を特集しています。
いわゆる若い女子向けのファッション系キャンプではなく、たとえばジムニーが写り込んでいたり、エアストリームが背景に用いられるなど、大人男子の心をくすぐってくれます。
さらに言えば、キャンプ場でもコテージに注目し、クールな余裕を感じさせる自然との親しみ方や、渋さの感じられるアイテムをアクセスに使うことで、自分らしさもしっかりと演出しているなど、一冊を通してコンセプトが明確です。
そこには中高年向けの人生経験とこだわりが絶妙に融合するからで、最新アイテムで揃えました的なキャンプスタイルではなく、いろいろ知って今にたどり着いた感がポイントでしょう。
キャンピングカーライフでも同じ!?
個人としてキャンピングカーがある暮らしと邁進するなら、もうそれは「自由」でいい。
問題はビジネスに転換させる方法だろう。
YouTube を観ていても、夫婦やカップル、女子(こみちが男という意味で)、さらにペットという組み合わせは、ホームドラマ化されやすい。
日常風景を見せられても、どこかストーリー性が生まれるからだ。
ところが、男性オンリーの絵面で、孤独な旅の一コマを見させられると、個人的には「寂しさ」だけが伝わってくる。
ある意味個人的な好みではあるが、一人を楽しんでいるもしくは、見ているこちらを相手にキャンプしてくれたら、印象も違ってくるだろう。
もう随分昔の話になるが、こみち自身が外出できない時期はあって、当時はいつもツーリング系ブログを好んで訪問していた。
健康になったらまたバイクにも乗って…と想像していたからだ。
バイクには自由を感じやすく、キャンピングカーにはマイホームを感じる。
自由で冒険心に溢れたバイク旅だとしたら、キャンピングカーはアットホームな家族と結びつく。
だからこそ、キャンピングカーと一人の組み合わせは、「孤独」を印象づけては欲しくない。
もしもこみち自身がそんな場面を撮影するなら、孤独感が出やすい「一人旅」を選ばないだろう。
不自由なバイク旅なら、旅先でいろんな出会いがあるのに、車旅は出会いが皆無になってしまう。
もうこれは何度も経験したことで、同じ場所を訪れても印象が全く異なるほどだ。
それは車が守られたプライベートゾーンがあって、きっと相手にも同じようなエリアがあって、だからこそ意図的でない限り出会いも始まらない。
「どこか来たんですか?」
バイク旅ならできるのに、車旅だとそうなならない。
男一人ならジムニーがいい!?
車中泊をするにしても、野宿を考えたらジムニーは快適だ。
特に男一人旅というなら、面白い選択だろう。
ただロケーションとしてはどこかの駐車場ではないだろうし、できるなら自然が感じられる場所がに合う。
一方で、ランクルとかレンジローバー、Gクラスを選んで、オシャレなコテージを訪れるのも面白くないだろうか。
ただ、一棟一泊3万円から5万円くらいだから、収益性としての選択は良いものとは言えない。
だとするなら、FIAT500やロータスエリーゼ、旧型ミニとか、雰囲気のある小型車も面白くないだろうか。
そこまで来たら、ハーレーやトライアンフ、ゴールドウイングなどもインパクトがある。
それくらいの個性が無いと、例えば夫婦やカップル、女性一人の破壊力に及ばない。
今も消されずにあるのか分からないが、昔、自分でコテージ風の別荘を作るという方がいて、しかも愛車がアウディとエキシージだった。
きっと社会的地位もある人だが、やっていることがまさに「男の隠れ家」的だった。
露天風呂を作る回では、設計図から始まる。
そして、時々は夜遅くまで作業し、そのまま都心の自宅に帰っていく。
そんなリアルさが、とても楽しかった。
完成されていないものを、男らしい感性で作り上げる。
そんな領域は、見ていて楽しい。
でもそれってセンスだから、キャンピングカー買いました。
A5ランクの肉を焼いて食べるというくらいでは、「ありがち」になってしまう。
雑誌「男の隠れ家」を読んで、「そうだよなぁ」と感性を揺さぶられた。
時間の使い方がうまいというのか、どこか憧れるライフスタイルが提案されている。
「男の隠れ家」とは、「ガレージライフ」にも共通していて、そこに集めたアイテムも多機能や高性能、コンパクトなど機能美に優れたものが多い。
加えて、木や金属を上手に取り入れながら、開放感と適度な巣ごもり感がある。
男ってこんな感覚に憧れるんだよなぁ。
面白そうな店舗を見つけた!?
地元の人はもう知っているかもしれない。
神奈川県藤沢市に「U-BASE SHONAN」という面白そうな店舗がある。
キャンピングカーショップとキャンプ店が融合したような店らしい。
詳しいことはまだ店を覗いていないが、まさに「男の隠れ家」的な雰囲気が漂う。
面白いコンセプトだけに、今後の活躍が期待される。