実は種類も多いハイエース
ボディーサイズの違いから、「ナロー」とか「ワイド」という呼び方で車幅の種類を示しています。
また、平たい屋根とは別に、少し盛り上がったミドルルーフ、さらに盛り上がったハイルーフと、いろんな組み合わせのハイエースが存在します。
また用途によって、登録されるナンバー区分が「1」「3」「4」「5」と他の車にはない豊富な違いも特徴です。
さらにキャンピングカーとして登録されると「8」になり、ハイエースがいろいろな場面で活躍する車両だと改めて感じます。
簡単に説明すれば、「3」や「5」の区分は私たちが乗っている乗用車と同じ扱いです。
一方で「1」や「4」になると貨物車として扱われ、車検毎年になるなど、乗用車とは少し異なる扱いです。
さらに「1」の場合、高速道路を利用する際の区分で「中型車」となるなど、気をつけたいポイントもあります。
ナローハイエースの魅力
キャンピングカーなどのベースに使われる車両としては、ワイドボディーのハイエースが印象的です。
横幅も広いし、車も長いのでそれだけ車内スペースにもゆとりがあるからです。
しかし、日常使いを考えると「ナロー」のほど良さには魅力があります。
また、実際にハイエースを意識しない人によっては、「ナロー」でも十分に大きく感じるかもしれません。
アルファードやノア、ボクシーなどと比べれば、「ナロー」ならそれほど違和感もなく運転できるでしょう。
ただ普段は軽自動車やコンパクト車に乗っている人は、真四角の車両は存在感十分です。
しかし実際に運転席に座ると、四角形の車両は横幅も掴みやすく、それほど緊張しないで運転できるはずです。
これが同じハイエースでも「ワイドボディー」になれば、運転席と助手席との距離を見ても、随分と広い車だと思わせます。