「ジャパンキャンピングカーショー2021」に見る注目車両とは?

 「ジャパンキャンピングカーショー2021」とは?

2月11日から3日間の開催が予定されていた「ジャパンキャンピングカーショー2021」の開催が、4月2日から4日までの3日間に決定されました。

「さぁ、新しい旅を楽しもう。」と言うキャッチフレーズを掲げ、幕張メッセ 国際展示場4・5・6ホールにて開催されます。

出展されるキャンピングカーは、180台以上。

バスコンから軽キャンカーまで幅広いラインナップと、人気のビルダーも数多く参加しているので、キャンピングカーに興味があったり、一度実際に現車を確認してみたいとおもったら、しっかりとコロナ対策をして足を運んではいかがでしょうか。

注目の車両を紹介!

バスコン、フルコンなどと呼ばれる車両は、キャンピングカーの中でも最も本格的なモデルと言えます。

特に車両全長が6メートルを超えることも珍しくなく、居住性においても国内の最上位と思ってもいいはずです。

そんなキャンピングカーの中でも一つの究極を見る意味でも、是非、気になるバスコンを覗いてみてはいかがでしょうか。

知名度と人気で多くのファンから支持される「ナッツRV ボーダーバンクス」ですが、3タイプの出展が予定されています。

車内に乗り込んで感じるのは、「これが車の中なのか?」ではないでしょうか。

こみちも初めて車内の装備に触れてみて、連泊も不満なくできてしまう車だと思いました。

多くの人が「いつかは…」と夢見る理由も分かる気がします。

他にも国内外のモデル(シリウス、デスレフなど)も出展されているので、スケールの大きさを体感してみるのはオススメです。

一般的な駐車場にも停められるサイズ

大きな車両だから成せるワンランク上の居住性は、旅をさらに楽しくさせてくれるはずです。

しかし、現実的な日常生活との両立を考えた時に、「どこに停めるか?」は大きなポイントです。

やはり、日常生活で見かけることが多いのは、奥行き5メートル前後の駐車場。

そのサイズから大きくはみ出してしまえば、それはそれで駐車場探しも不可欠です。

その意味では、キャブコン、バンコン、軽キャンカーと呼ばれるカテゴリは、国内でのキャンピングカーの主力モデルと言えるでしょう。

そこで、注目して欲しいモデルを挙げるなら、やはり大手ビルダーのナッツRVが製造販売しているクレア、スティング、クレソンジャーニーなどです。

キャブコンの場合、常設ベッドとダイニング、ギャレー(キッチン)とマルチルーム(トイレやシャワー室に転用)が一般的な構成です。

モデルによって、スペースの取り方やあえてマルチルームを外すなど、それぞれに特徴を出しています。

ポイントとしては、旅のスタイルに合った荷物を乗せられるスペースがあることと、車内調理やトイレ、入浴に対する割り切りです。

フル装備の快適さは冒頭のバスコンを目指すようなもので、サイズの異なるキャブコンではデメリットにもなり兼ねません。

つまり、トイレはあった方が夜間時に便利だけど、入浴は温泉や施設を利用してみるなど、旅について自分の目指すスタイルを検討するのも、気になる一台を見つけるポイントです。

キャブコンでは他に、ダイレクトカーズやアネックス、バンテックなどが人気でしょう。

バンコンまでくると、ミニバンに乗る感覚に近く、普段使いにも違和感を感じません。

ただ、注意したいのは、サイズ感だけではキャブコンとほとんど違いはなく、車高の差が大きいことです。

キャブコンでは3メートル近いこともあって、それに比べると2メートルから2メートル50センチくらいなので、立体駐車場にも入ることができるモデルもあります。

気になる車両としては、ハイマーのFREE540。

数字からも想像できる通り、車両全長が5メートル40センチで、日常使いには少し大きなモデルです。

しかし、海外モデルに多い運転席と助手席が回転し、車内空間を効率的に使えます。

また、とても立派なシャワー室があって、例えばキャンプ場での使用と考えるなら、興味を感じる人もいるはずです。

個人的にはハイエースをベースにしたモデルの他、バネット200を用いたモデルにも興味があります。

リチュウムイオンバッテリーを搭載したモデルが増え、車内での快適性にも一役買っていると思うので、装備面や滞在中の居心地などを確認してみるのも良いと思いでしょう。

週末車中泊のような使い方に最適なモデルが多いので、軽キャンカーを含めて気になるカテゴリです。

コロナ禍がもう少し落ち着けば、足を運んでみたいところなのですが。


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