さぁ、旅に出よう! 〜キャンピングカーのある暮らしを求めて〜

 日本語を話す外国人YouTuberたち

テレビで、外国人の方が日本語で動画コンテンツを配信し、人気を博していると紹介していました。

しかし、よく考えると、日本人が海外で数年間暮らして、日本でその国の方向けに動画コンテンツを配信しているのだろうかと思ってしまいました。

何が言いたいのかというと、例えば「大学に四年間通った」として、その四年間で何を身につけたのかということです。

中高でも6年英語学んで、日常英会話ができる日本人って「凄いね!」と評価される人だと思います。

つまり、多くの人は外国語話すことができずに、「日本語圏」で活動します。

でももし、英語をはじめ、いろんな言語を扱えたとしたら、「日本国内を旅する」が大きなマーケットなるでしょう。

今から20年30年も昔なら、「日本一周」という経験が冒険家の一歩になったかもしれません。

しかし、今の時代に「日本一周」というキーワードで書籍化しても、売れる見込みはほとんどないでしょう。

そこに、何かキャッチーなワードが含まれないと、そもそもキャンピングカーで全国を巡るのは特別な出来事ではなくなりました。

言い換えれば、キャンピングカーを使って全国めぐりたいと考えるなら、新たな「工夫」が不可欠です。

こみちとしては、現職の介護経験をどうにか紐付けできないかと考えていますが、それだけ市場の大きさや期待できる反響を考えると、別の策を練った方が良いように思えます。

その中で、外国人の方が「日本語」で配信しているのは本当に驚きました。

なぜなら、日本で数年間過ごす中で、しっかりと流暢な日本語をマスターし、母国に戻ってからは、YouTuberとして活躍しているからです。

もしも日本にいたときから、「日本語」がビジネスになると気づいていたのなら、先見の明があるというか、さすがだなぁと感心させられます。

国内旅を続けるためには

むしろ、キャンピングカーに拘らないなら、海外を旅した方がビジネスになるでしょう。

それはあくまで、ターゲットを我々日本人に設定した場合です。

つまり、海外に市場を求めるなら、日本国内を旅しても、そこにチャンスは期待できますが、国内旅と日本語の組合は、もう飽和状態かもしれません。

そこから抜け出すには、「特化」が必須で、それこそ「キャンピングカー」がブームになっている今こそ、新たな一歩を踏み出す時でしょう。

Twitterでフォローさせてもらっている人の中には、すでに国内を800日以上も旅している強者もいます。

世界一周を自転車で旅した人なら、5年とか8年というスケールで、だからこそ「やり遂げた」強さが出てくるのでしょう。

もしも、世界一周を経験した人が、国内旅を始めたら、そこに「特化」された魅力は生まれないでしょうか。

もちろん、スケールの大きさだけが旅の魅力ではなく、ミニベロを使って「輪行旅」というのも、面白いところです。

Panasonicが生産していた「トレンクル」シリーズなどは、まさにそんな面白さを目指していたのでしょう。

面白いもので、旅する人が快適過ぎると、旅としての魅力は半減します。

もしも快適さを魅力にするなら、逆に自宅以上の快適さが必要です。

実際のところ、利便性の高い5メートルクラスのキャンピングカーは、個人でも夫婦でもファミリーでも使いやすいモデルです。

だからこそ、少し不便さのある「軽キャンカー」とか、「バイク+テント」の方が見ていてワクワクします。

旅につきものの「不自由さ」が、例えば「生きる」を余分さを削いでくれるからです。

バックパッカーという潔さが、たとえ「国内旅」だとしても魅力的に映るのです。

全く異なる意味合いでは、「ウィークリーマンションの旅」とか、「1日1000円以下の旅」とか、国内でもただ快適に旅したではない「付加価値」を付けることで、コンテンツとしての個性が生まれると思います。

日本特種ボディーの新型「SAKURA」では…

国内旅を考えるなら、「キャンピングカー」を不自由なアイテムとして演出するのは難しいでしょう。

むしろ、自宅で過ごす以上に快適であることを盛り込むべきです。

例えば、キャンピングカー内の食事は、キャンパー基準で考えるのではなく、豊富な電力を活用して調理家電で見栄えのする料理を作るまで目指すことです。

ある意味、そこまでいなないと、あれだけの装備を搭載していれば旅中に何も起こりません。

これが、例えばキャンピングカーとしてではなく、あくまで「オフィス」として活用するという目的なら、新型「SAKURA」を使うのはオススメです。

キャンピングカーって、国内旅とかビジネスに結びつけるのが難しいと感じます。

それはきっと、国内の治安にもあるでしょうし、全国どこに行ってもガソリンスタンドやコンビニはあって、電話もできてしまう環境があるからです。

誰かに凄いと言わせるには、それこそ人も踏み入れない山奥や氷点下〇〇度というエリアになってしまいます。

でも、本来の「旅」の魅力としては、文化や風土などを肌で感じながら旅人も成長できるものでしょう。

同じ場所でも、バイク旅と車旅では全く受ける印象が違いますし、ほとんど家そのままの「SAKURA」では、本当に快適でしょう。

だとしたら、全国の祭りや花火など、その地域のイベントなどを「移動放送局」として伝えるような手法に切り替えた方が良いはずです。

「旅」という「不自由さ」でワクワクさを引き出すよりも、移動力を駆使したコンテンツ発信の方が、しっくりとくるでしょう。



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