話の発端は「キャンピングカー」!?
あくまでも「キャンピングカー」をこれから始めるビジネスモデルのマストアイテムと考え、仕事を作り出す方法を模索してみました。
前提として、「キャンピングカー」の利点は、時間や場所に捉われないということ。
それがキャンピングカーの自由で気ままなイメージを連想させるのでしょう。
しかし、一方でキャンピングカーを使って仕事を考えた時に、「自宅」との比較ではデメリットも少なくありません。
その一つが、「日常生活」の不便さでしょう。
すでにマイホームを持っている人なら、限度はありますが床を静かに歩かなくても「苦情」が来ることはありません。
防音すれば、夜でもアコースティックギターの練習だってできてしまいます。
気兼ねなく大画面で映画を迫力あるサウンドで楽しむことも可能でしょう。
もちろん、キッチンにある調理器具を使えば、とんかつもグラタンも唐揚げも鍋も、何でも作れます。
環境としては十分なはずです。
一方で、学生時代に住んでいたアパートでは、近所にクラスメイトが住んでいて、暇な時にはみんなで夢を語り合ったりして過ごしたことも懐かしい思い出です。
今ほど欲しいものを持っていたわけではありませんが、その頃は「工夫」をして楽しんでいたし、みんなでワイワイと騒げることで、「お金」では買えない「楽しさ」を感じられました。
その意味でいうと、「キャンピングカー」ってどう説明すれば良いのか、ポジションとして戸惑うところがあります。
最新モデルの中にはエアコンが搭載されていて、夏場も快適に過ごすことができます。
さらに、電子レンジや冷蔵庫もあれば、簡単な調理もできるでしょう。
しかし、自宅同様かというと、やはりそうではなくて、どこか物足りない部分があります。
実際、「車」と考えれば、無いものねだりですし、そもそも「自宅」の代用ではありません。
でもそれが何を意味するかというと、「なぜ、キャンピングカー」なのかという部分に行き着くからです。
ビジネスを始めるというだけなら、あえて「キャンピングカー」を条件に加えるべきではないでしょう。
なぜなら、それだけ条件が不利になるからです。
言うなれば、仕事は仕事で確立させ、旅は旅でしっかりと楽しむ方が結果的に満足できるでしょう。
しかし、キャンピングカーで全国を旅しながら、自由気ままに生きて、しかもしっかり収益化もできているという生き方を叶えるために、何かできるかを考えてみたいのです。
「ローカルニュース番組」という着眼点
例えば、「東京」と言っても、さまざまな「顔」を持っています。
都会的な一面もあれば、昔懐かしい一面もあるでしょう。
どんな切り口を選ぶのかは、その時の直感で、都会的な景色の中で、「都会的な絵」を集めてもいいですし、「昔懐かしい絵」にしてもいいのです。
そして、映像にするか、物語にするか、漫画を使うかはそれぞれの選択でしょう。
まぁ、言えば「ドキュメンタリー」を作るのです。
ただ、個人経営のラーメン屋のカウンターでラーメンを啜り、その雰囲気と雑音があれば、ドキュメンタリーの土台になります。
さらに、大将の人柄や客の個性まで取り込めれば、完成度も上がります。
別の方法として、思わず足を止めてしまいたくなる美しい景色だけを集めることもできるでしょう。
写真として表現しても良いですし、イラストに落とし込んでも面白い作品になるからです。
ただ、個人的には「ローカルニュース番組」という形式を目指していて、その土地らしい雰囲気を人や風景を絡めて抜き取りたいのです。
というのも、「ローカルニュース番組」ということで、行った場所ごとに「番組」を作ることができて、それを「仕事」にしていければ、移動が得意なキャンピングカーを活かせると考えました。
やはり「映像」の知識はあった方がいい!
こみちの知識は、一眼レフカメラで止まっています。
動画という馴染みが薄く、映像として作品を作ったことがありません。
コロナ禍もあって、気軽に出掛けられないこともありますが、例えば水族館に行って、楽しんだことをコンテンツにまとめるスキルって欲しいですよね。
撮影許可との絡みがあるなら、イラストという手法も考えたいです。
いずれにしても、「ローカルニュース番組」という枠組みで情報発信できれば、キャンピングカーライフを自身のライフスタイルとからめられるのではないかと考えています。
もっとも、500万円から1000万円という価格を初期投資するリスクを考えると、撮影機材と宿泊費で始めるのも方法でしょう。
何はともあれ、コロナの終息が大前提なので、早く目処が立って欲しいところではあります。
でも、個人としては、十分にやりがいあるビジネスモデルではないかと踏んでいます。