キャンピングカーが追い風!?
最近、キャンピングカーもコロナ禍の影響を強く受けていると感じます。
Twitterなどでは「キャップに行った」という投稿も見かけますが、「ステイホーム」という意識が今後の社会を動かすといっても言い過ぎではないほど、瀬戸際を迎えています。
こみち自身もキャンピングカーショーなどに行きたいと思いつつも、YouTubeのコンテンツを見ては満足している状況です。
一方で、キャンピングカーでできることや、ビジネスとしての展望を考えると、正直な所、期待しているような成果が見込めるとは思えません。
YouTube 上のキャンピングカー関連のチャンネルを持つ方々も、二極化が進んでいるように感じます。
もう少し言えば、成功している人の方が圧倒的に少なく、苦戦を強いられているという印象を受けます。
その傾向として、「YouTube」は広告による報酬に対し、ある限られたグループや仲間たちによる視聴に好意的ではないからです。
それは「広告表示」という目的を考えても当然で、同じ人が同じ広告を複数回閲覧するのに比べて、新規の視聴者が数多く視聴してくれた方が本来の目的に合致しています。
もっとも、何人なら少数で、何人を超えると幅広い視聴者なのかは、基準や考え方の分かれるところです。
そう考えると、TwitterやInstagramなどを介して、YouTubeチャンネルの登録者を獲得する手法も、今や正攻法とは言えないなってくるでしょう。
特に、始めたばかりや、十分にチャンネルをアピールできていない場合には、より視聴されるコンテンツをどんな方法でアクセスしてもらえるかが問われます。
知名度のあるYouTuberがコンテンツをアップして再生回数を瞬く間に稼げるのに対し、始めたばかりでは「コラボ」のようなきっかけでもないとチャンネルそのものを知られるチャンスにも苦労します。
その上で、「キャンピングカー関連」の自粛などが重なれば、コンテンツ制作自体が限られてしまうでしょう。
格闘技団体「RIZIN」に感じた「プロ」意識
国内の格闘技団体はいろいろありますが、知名度としては「RIZIN」が一歩リードしていると感じます。
海外に目を向けると、「UFC」や「ベラトール」、「ONE」などがあり、強豪選手が激しく熱戦を繰り広げています。
国内団体と海外団体の優劣ではなく、どれだけ興行収入が見込めるかという意味で、例えば「UFC」に参戦するにはこれまでの戦歴が厳格に問われるようで、そう簡単に声を掛けてもらえるものではないそうです。
もちろん、「RIZIN」においても参戦するのは簡単ではありません。
ただ、昨年末に行われた「RIZIN26」がテレビ放送されました。
その際、放映された試合は、実力者の他、人気や知名度がある選手を優先していたように思います。
もちろん、興行としての成功を考えると、「視聴率」が問われるでしょうし、テレビ観戦するのは格闘技ファンばかりではありません。
そう考えると、「格闘技として強い」は必須条件ではなく、「客を集められること」が求められるとも言えます。
そのあたりの判断は、テレビ放送の一般チャンネルと専門チャンネルの違いかもしれません。
キャンピングカーでビジネス展開して行くには?
収益化をどこで考えるのかが最初のポイントでしょう。
小説やイラストなどで確立でき、キャンピングカーをそのきっかけにする場合と、キャンピングカーやその関連グッズを紹介するなどして収益をあげる場合では事情が異なります。
特に、広告収入という視点で、「不特定多数」の設定をどこで判断するかがポイントで、旅先で出会った人が無料の視聴者になるだけでは、今後の運営は難しくなってしまうかもしれません。
実際、YouTube でも有料の視聴者をチャンネル開設者が募ることをサービスをして展開していて、「単に見てくれる」ではなく「ファンとして見てくれる」人の獲得を推奨し始めたからです。
それを問われると、キャンピングカーで気ままに旅することで収益化を図るのではなく、どれだけ視聴者を楽しませられるコンテンツを作り、そのきっかけとしてキャンピングカーがあるという考え方に切り替えられないといけません。
「好きなこと」を共有する意識から「視聴率を稼げること」に変化して来たのでしょう。
テレビ番組であれば、構成作家とタレント、カメラマンも異なります。
それだけ、分業して、それぞれの強みを結集させて一本の番組が作られていました。
それがYouTube 上でも段々と求められれば、低コストのままで高品質のコンテンツ制作を維持するという難題が我々に課せられるわけで、思いつきで「YouTube で稼ごう!」という発想は薄れてしまうでしょう。
結局のところ、好きで続けられる人が残っていくのでしょうか。