貴方の「旅」の目的とは?
「旅」という言葉に近い「旅行」では、何となく目的が違うように思います。
何が違うのかと考えると、「主体性」の割合でしょうか。
「旅」をする以上、「目的」が必要です。
逆に「旅行」であれば、観光やグルメ、温泉などを「受け身」感覚で楽しんでも良いはずです。
サラリーマンが忙しい仕事をやり終えて、日ごろから支えてくれた配偶者や子どもたちを連れて、日常生活とは少し異なる時間や場所を経験できるのが「旅行」の良さとも言えるでしょう。
しかし、「旅」の場合、それ自体が「非日常」ではありません。
むしろ、「日常生活」そのもので、これまでの暮らしとは「異なる生き方を始める」くらいの勢いです。
例えば、いきなり家財道具を乗せたリヤカーを引いて歩き出したとしても、それだけで「旅」が始まったとは思えません。
言い換えれば、そんな日々が1ヶ月、半年、1年と続いて、結果的に「旅」だったとは言えるでしょう。
「なぜ、そんなことを始めたのか?」というのは、実に難しいことで、「旅」を始める理由などそうそう見つかるものではありません。
実際、こみちが二十代で経験した旅は、目的などほとんどなく、あるとすれば見知らぬ場所へ移動することそのものでした。
「こんな遠くまで来た!」
それだけで満足できたし、何だか自分が成長したような錯覚も起きました。
旅とは、「事実」を知ることではありません。
むしろ、旅を通じて知った「事実」をどう感じて自分自身の中に取り込めたかだと思います。
誰もが知っている観光地に行って、「旅」をしたというよりも、「観光旅行」に行って来たと伝えた方がしっくり来るでしょう。
同じ観光地だったとしても、その土地で暮らす人々と触れ合ったり、現地で暮らしてみたりして、事実を身をもって知った時に「自分自身」の中に取り込めるのだと思います。
こみちはどんな「旅」を見つけたか?
こみちは日々、介護施設で介護士として働いています。
そこではいろいろな人間模様があり、考えさせられたり、憤りを感じたり、時には涙したりで、これまでサラリーマンをして来た時には考えなかったことがいろいろと起こります。
そんな経験を活かせる方法がないかと思っていた矢先、「オススメしたい介護施設」という内容のブログを運営したいと思いました。
よく見かける「良い介護施設」の紹介ではありません。
利用者やその家族にとって、選ぶべき介護施設の見つけ方や、実際に運営している施設の紹介を現地で体験し、関係者からの意見なども取り込んで、オススメしたいと思ったのです。
このブログはキャンピングカーの部分なので、介護のことは姉妹ブログで続けますが、どんなことも「人任せ」では上手くいきません。
誰かが良いと言ったとしても、自分で触れなければ分からないことも多いからです。
特に介護施設の選び方で、入所者の日々は大きく異なります。
寂しい想いや、言われのない侮辱。
あってはならない基本的なことですが、何も対策しない施設では、どうしても基本的な問題が起こってしまいます。
豪華な設備や好立地は、一人の判断でもできることですが、心温まる介護サービスはスタッフ一同で実践しないとできません。
この一人でできる部分ではなく、多くの人や手間が掛かる所に気を配れる施設ほど、こみちとしてはオススメしたい施設になります。
「旅」をしながら、全国各地の介護施設を見学させてもらい、その施設のいい所や頑張っている部分を紹介したいのです。
このことに気づいたことで、いつか「旅」をしたいと思う目的が見つかりました。