キャンピングカーで未来を開いていくには

 「キャンピングカーライフ」をメインにするのかサブにするのか?

メインにするとは、例えばキャンピングカーショーなどで実車を見て、その特徴や印象を自分の目線で確認し、それを情報として発信するなどして、「サービス」に転換していくことを指します。

旅をして、そこでのエピソードを「サービス」にしている人もいます。

サブにするとは、家族の成長に合わせて、キャンピングカーのある暮らしをより豊かな生活を実現する方法として取り入れることです。

例としては、キャンピングカーでの家族旅行などが挙げられるでしょう。

サブとして、どんなタイプのキャンピングカーを選ぶかは、個人的な問題です。

しかし、メインとしてキャンピングカーで「自分未来開拓」に使うつもりなら、しっかりとした戦略も必要になって来るでしょう。

「キャンピングカー」をメインとして確立させるには

最近、ブログでも「日記的な情報」はご法度になってきました。

個人的な出来事は、キャラ立ちしていない段階では「評価を得難い」からでしょう。

というのも、情報が視聴者に有益だったり、癒しになったりしないことが問題となるからです。

特に開設まもない場合や、ユーザー数が伸び悩んでいる場合には、「定番化されたメニュー作り」が不可欠でしょう。

料理店でいうところの「人気メニュー」みたいな存在で、そこに行けば「〇〇」があると言うような目的が有効だからです。

昔、漫才コンビで片方の人がメガネを掛けたり、髪の毛の長さや色を変えたり、洋服の好みを変えたりして、「〇〇と言えば」を見た目から作りました。

そうしていた理由も、「定番化」がいかに重要かを示しています。

イメージカラーを作ったり、ロゴやキャラクター化するのも、発想としては同じところにあるのでしょう。

総合格闘界で人気の選手は、過去のヤンチャエピソードや試合でのクレバーな一面など、キャラクターとしていくつもの特徴を兼ね備えています。

彼の動画チャンネルは、当然のことながらたくさんの支持を受けて、瞬く間に人気コンテンツにもなりました。

ある意味で、それだけに「魅力」や「話題性」を持っていれば、人を引きつけないはずはないでしょう。

過去、「ビックマウス」と評されたプロボクサーも、後々になってその人柄にギャップを覚えたのも、真面目さだけでは「定番化」は難しく、「個性」や「らしさ」をどう作り上げるのかが問われます。

何もキャンピングカーに関わることに限らないと思いますが、終身雇用も期待できず、大手企業でも副業を促す時代になると、「コツコツ」が大切なのではなく、「どう伝えるか?」も問われてきます。

多くの人から支持させるには?

同じキャンピングカーに関する動画チャンネルでも、登録者数を比較するとかなりバラつきがあります。

登録してくれたからと言って、必ずしも視聴してくれるとは限りませんが、少なくとも登録してくれた人はキャンピングカーをメイン化させるよき理解者と言えるでしょう。

言い換えれば、視聴者が少ない分野で多くの人から支持させるのは簡単ではありません。

ただ、人気分野と言う理由だけで参入しても、ネタが見つからずに理解者を集めることもできないでしょう。

例えば、キャンピングカーでチャンネルを持つなら、初期投資の安さも考えて「軽キャン」がオススメです。

実際に使用しての印象と言うよりも、これからキャンピングカーを購入したいと考える人なら一度は軽キャン調べるからです。

個人的には「狭い」とか「遅い」とか、デメリットな部分はもうあえて触れなくても良いと感じます。

「永遠に」という意味ではなく、軽キャンを気にして訪れた人は「それでどんな楽しいことができるのか?」に興味あるからです。

だとしたら、「狭いから物が置けない」ではなく、「何でも手が届く場所にある」とデメリットではなくメリットとして扱うことがポイントでしょう。

バイクに乗っていた時も、リッターバイクはとても快適ですが、セローのような扱いやすいバイクだから感じた良さも多く、高性能が全てではありません。

制限の中でどう楽しんでいるのかは、これからキャンピングカーを購入したい人に良いメッセージとなるでしょう。

また、自身が購入する前に感じていたことを、オーナーになってどう思ったのかも、これから始めたい人には気になるポイントで、多くの方が「車中泊」をネタにしていますが、車内の様子だけでなく、車外からの見え方や目立ち具合など、いろんな視点を盛り込めたら、「なるほど」が増えます。

こみちは中高年なので、例えば車中泊中に出た「汚水」をこっそりとトイレに流す勇気はありません。

そこまでして、個人的な満足を得たいとは思わないからです。

だからこそ、車中泊はして「楽しそうな絵」も興味ありますが、「あの鍋の残りはどうしているのだろう?」と個人的に気になります。

汚水タンクに入れるとしても、汚水タンクの洗浄はどうなっているのかも気になるわけで、自宅の排水溝を掃除するように、キャンピングカーの水回りをどう管理しているのかは、家持ちの人なら誰でも気になるでしょう。

アパートであれば大家に電話すれば良いですが、生活を楽しみキャンピングカーだけに、そんな些細な部分が見えて来ないと、「よし購入を前向きに検討しよう」とならないのは、理解者が増えない原因でもあります。

個人的には、キャンピングカーを舞台と考え、そこで撮影する「ドラマ仕立て」も面白いと思います。

もう個人的なレビューは一度無視して、「寸劇」のようなノリで短編映画を撮影するのです。

「美男美女」とか、「歳の差」とか、「国際結婚」などの言葉が使えると、それだけでもキャラ作りはで一歩リードでしょう。

現実的なところでは、「夫婦」や「親子」「地元の仲間」などでワイワイ騒ぐ姿を、そのままではなく「少し演出」も入れてみたらチャンネルとしての「定番化」に繋がると思います。

そうそう、あ人気YouTuberが、昔、家族を登場させて「感情を失った弟」として定番化していたことを思い出しました。

実際にはとても明るい人柄の人ですが、チャンネル上はそんなキャラクター設定し、そこで1つの仕掛けを講じたのです。

「何で笑わないの?」と興味を持ってくれたら作戦通りかも知れません。

テレビで放送されていた大家族に毎回、とんでもないエピソードが起こるのも、番組構成としては不可欠な要素だったのでしょう。

それをヤラセと言ってしまうのか、編集上に巧みさと言うのかは個人の見解に任せるとして、それだけこれからキャンピングカーをメインに立ち上げるには、テレビ番組の制作さながらの演出も欠かせません。

個人的な記録にしないためにも

20年も昔、家族の運動会動画はとても退屈な映像でした。

撮影する時もコンテンツという意図ではなく、「家庭用の記録」として撮る続けていたことも影響しているでしょう。

映像に現れる人物の情報がない第三者にすれば、興味の持ちようがなく、退屈に感じてしまうのです。

たとえ全て一人で行う場合でも、プロローグを見せることや、前回との関係性など、偶然に訪れた第三者でも、楽しめる工夫が必要でしょう。

そのためには、定番ではありますが、対象にしたい視聴者を設定し、まずはその人に向けて有益な情報を発信することから始めたいものです。

それがつまりは、「特別感」に繋がって行くと思うからです。

これからキャンピングカーでそれを実現する人も、別の分野で考えている人も、時代が変わり求められることが変化した以上は、それに対応できる柔軟さを一緒に身につけましょう。


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