なぜ、自宅に帰ると「ホッ」とするのか?
改めて考えることもないですが、「自宅」は誰にとっても心落ち着く場所です。
例えば、思春期の頃、家に帰りたくなくて、いつまでも友人たちと一緒に連んでいたかった時期ならあります。
サラリーマンになってからも、仕事などとっくに終わっているのに、同僚といつまでも酒を飲んで過ごすのも同じ動機かもしてません。
でも、「自宅」というのは、とても大切な場所で、家族を持てばなおさら強く感じます。
戸建てに住む前、一時期アパートに住んでいたことがあり、確かに今よりも部屋数はなかったのですが、まだ夫婦二人で暮らしていたので、その距離感が程よかったことも覚えています。
一人になりたい時は、別々の部屋に篭れば良いし、一緒に食事をしたり、テレビを観て過ごしたい時にはリビングに集まれば良かったからです。
もともと、広く大きな家望むことはなく、「ちょうどいい」が理想でした。
その意味では、アパート時代はアパート時代の心地よさがあったのです。
戸建てに住む良さは、「家」だけでなく「庭」との関係や、建ててからでも「リフォーム」によって、その時々のライフスタイルに変えられる魅力があります。
55インチですが、割りに迫力あるサウンドを楽しめるテレビがリビングにあって、映画を楽しむには快適です。
もちろん「観る」という意味では、タブレットサイズでも良いのですが、そこはどこまで快適さを求めるかは、その人のこだわり方と関係してくるでしょう。
もしも建て替えるなら
「箱型」のシンプルな家を建てたいです。
コンクリート打ちっぱなしでも、板張りでも構いません。
とにかく、四角形でシンプルな家を作ります。
というのも、「家」は自分の快適さを作り出す場所だと思っているので、内装が最重要ポイントだからです。
中高年になり「三階建て」よりも「平屋」が理想ですし、可能で有れば一部二階にして屋上を使えるようにしてもいいでしょう。
絶対に欲しいのは、1畳から2畳ほどのスペースでもいいので、防音装置の完備した個室を作りたいです。
こみちは下手ですがギターを弾くので、映画鑑賞や音楽鑑賞と合わせて、外部に気兼ねなく好みの大きさで音響を楽しみたいからです。
余裕があれば、ガレージもあるといいですね。
トライアンフのボバーやヤマハのSRなどバイクを置いても良いですし、キャンピングカーがあっても毎日が楽しくなるでしょう。
アパート時代は、限られたスペースをどう楽しむかでしたが、戸建てになると住まいだけでなく、ガレージや庭まで含めた空間を楽しめます。
どっちが良いではなく、住まいの楽しみ方はいくつもあるということです。
危機管理という発想
とても残念なことですが、少し離れた住宅に不審者が侵入したという話がありました。
休日になると、戸建てにはいろんな営業マンが訪れます。
アパート時代にはなかったことですが、それだけ住んでいる家を見てビジネスチャンスを狙う人がいるというわけです。
近所の人に「誰ですか?」と聞いても、よくわからないという作業服姿の見知らぬ人が家々を覗き込んでいたということも起こり得ます。
防犯カメラを設置したり、サーチライトをつけたり、安全性を保つ工夫はアパート時代以上かもしれません。
一方で、アパート時代にはシート被したバイクを止めていたこともあり、業者と思われる人が下見した形跡を見つけたこともあります。
戸建てとは違い、アパートは家の前まで入れてしまうので、所有するバイクも簡単にいじられてしまいます。
その当時、やはり同僚がアパート暮らしで、ヤマハのR1に乗っていたのですが、盗まれてしまったという話も聞きました。
戸建てなら、ガレージ保管なら完璧かは分かりません。
しかし、暮らし方によって、思わぬ危険が迫って来るということも起こり得ます。
野宿していた頃の話
二十代の頃、まだ学生で、時間があるとバイクで遠出していました。
日本各地を巡ったのもその頃ですが、旅の思い出の中には「危機一髪」という出来事もあったのです。
遠出すれば、出先では県外ナンバーで、地元のヤンキーたちに追いかけられた経験があります。
初めての道で土地勘もなく、運良く交番に逃げ込み難を逃れたのですが、それだけバイクという乗り物も昼と夜では危険度が異なります。
排気量やメーカーが問題ではなく、走り方やその時間帯、地域が問題なのです。
こみちの場合はいろんな所で野宿をして、命に関わるような事件や事故にはあっていませんが、誰もがそうとは限らないでしょう。
だからこそ、リスク管理という発想は不可欠ですし、上手く行くということだけでは「後悔」が待っているかもしれません。
旅先での宿泊方法
自宅で就寝するのに比べて、ホテルや民宿に泊まる時はどこかワクワクした胸の高鳴りを覚えます。
自宅にはない大浴場とか、料理人が作ってくれた料理も期待できます。
ホテルや民宿で火災の心配はほとんどしませんし、隣の客とトラブルになることも想像しないでしょう。
だからこそ、ワクワクできるのです。
時には、ホテルや民宿のランクを下調べして、よりグレードの高い宿泊先を選ぶかもしれません。
いずれにしても、ホテルや民宿には客が意識しない「安全性」にも配慮があります。
外部で騒音が聞こえたら?
キャンプ中やキャンピングカーで宿泊している時、外で大きな騒音が聞こえたらどうしますか?
音が遠くなら、しばらく身を潜めて危険が去るのを待つのも方法です。
しかし、明らかに近くで聞こえたり、意図的に壁などを叩かれたら車内は一気に緊張感が高まるでしょう。
山奥のキャンプ場や人影の乏しい駐車場は、「もしも」に対する備えも必要です。
金属製のドアでも、道具さえあれば簡単にこじ開けられるのですから、テントやキャンピングカーの安全性は、あくまでも天候や自然に対するもので、人的な危険性までは考慮されていません。
街灯のない山道をヘッドライトの灯だけで峠越えした時、とても怖かった記憶があります。
自分のバイク以外は何も聞こえなくて、民家さえも見つからないような山道でした。
そんな場所で、一泊なんて怖くてできないでしょう。
だって、何が起きても、誰も助けてはくれないからです。
野犬や熊、不審者、相手が誰だとしても、自分でリスクある環境に身を置くということを、自覚しなければ、やはり身の安全は保てません。
もちろん、自宅にいても、危険がないわけではありません。
しかし、定住地という安心感は、周囲に知り合いもいて、誰もが自宅玄関には入って来れません。
もしも侵入して来たら、防犯カメラが動き出し、契約しているセキュリティー会社のスタッフが駆けつけてくれることでしょう。
大勢の仲間でワイワイとキャンプ場で遊ぶなら楽しいですが、もうソロキャンプで見知らぬ土地の闇に溶け込むような経験はしたくありません。
こみちが、戸建ての快適さに慣れすぎたのでしょうか。
それとも年齢を重ねて、自分から危険な場所には行きたくないからかもしれません。
キャンピングカーで日本一周するよりも、ホテルや民宿を使った旅行の方が合っているのかもと思うようになりました。
確かにコストはアップしますが、それ以上に安全性が手に入るなら、その方が良いと思うからです。
でも、キャンピングカーを使うなら、バンコンタイプで一般車と変わらない外観がいいですね。
キャブコンは快適ですが、少し目立ち過ぎる気がします。
例えば、2トントラックの外観そのままで、キャンピングカーって作れないのでしょうか。
荷台の箱の中に、住居が隠れていたら、外観は配達中のトラックにしか見えませんから。