住まいを持たない若者たち

 社会の中で

先日、キャンピングカーをどんな年代の、どんな人たちが、どんな目的で購入しているのか紹介しました。

こみち自身も、キャンピングカーに対する憧れを持っていて、特にオフィスとして使うことができたらと考えています。

10年くらい前まで、キャンピングカーで電化製品を使う発想はなかったように思います。

というのも、車内で使用するには電力を確保する必要があって、大きなサブバッテリーを搭載するか、発電機を使ってその場で発電するしかなかったからです。

しかし、技術の進歩もあって、ソーラー発電が可能になり、オルタネーターの性能向上により、短時間でもしっかりと発電できる車種が登場したことも影響しているでしょう。

それらの技術がなければ、夜間時に安心して電力を使うことが難しいのは、発電機の稼働されると以前よりも静粛性がアップしたとはいえ、実際に出る騒音は決して気にならないレベルとは言えません。

つまり、搭載しても使用するには気が引け、緊急時の使用に限られるというのが現状でしょう。

その意味でも、昨今の技術革新によってキャンピングカーの可能性が大幅に向上し、社会的なインフラが整えばますます楽しみなアイテムになると感じます。

ところが問題はいくつかあって、キャンピングカーを使える場面がまだまだ少ないのが実情でしょう。

こみち自身が想像するキャンピングカーライフとは、全国を巡りながら立ち寄ることができるRVパークのような場所で、ゴミ捨てや給排水など、キャンピングカーとは切っても切り離せない問題を解決できることがポイントなのです。

介護士という仕事柄

こみちは介護士として高齢者支援の仕事に携わっています。

高齢者問題というと、ニュースなどでも耳にする社会問題の一つで、特に若者世代にはまだまだ先の話という印象ではないでしょうか。

こみち自身、20代の頃はバイクに夢中でツーリングが大好きでした。

旅の計画を立てるくらいなら、気ままに走り出したいと思うほど、移動することや見知らぬ街を訪れることに気持ちを馳せていました。

一方で、中高年と呼ばれる年代を迎え、これからどんな風に生きていけば良いのかを考えます。

コロナ禍もあり、仕事場と自宅の往復以外は、極力避けて暮らしているのが実情で、気ままに旅に出掛けられるのは周囲への影響を考えても難しいことです。

その意味では、キャンピングカー自体の問題というよりも社会的な背景もあって、旅にも出られませんし、働き方を選択することも控えるしかないでしょう。

キャンピングカーで生活する若者世代

とてもキャッチーな言葉ですが、キャンピングカーで日本を巡りながら、旅に出られないこみちのような人たちに景色や感動を伝えてくれる方々がいます。

何も若い人ばかりではなく、こみちと同年の方でも、そんな活動を通じて社会貢献されている人を知っています。

定年まで勤め上げ、退職金の一部でキャンピングカーを購入し、年金の範囲で夫婦二人での旅を楽しむ。

それは、最もオーソドックスなユーザー像ではないでしょうか。

場合によっては、60代から70代の、身体の自由も利き、時間的にも余裕が見込める時期を夫婦で旅するのは、80代以降の人生を豊かにしてくれると思います。

一方で、若者世代の中には、特定の仕事を持たずに、軽トラの荷台部分を改造し、そこに暮らしながら旅をしている方もいるそうです。

ツーリング好きだった当時を思えば、こみち自身も同じようなことを考えて、旅を続けたいと思ったかもしれません。

しかしながら、30代、40代と中高年と呼ばれる年代に突入する頃になると、定職や手に職を持たない生き方には不安もあるでしょう。

中には、タレント並みに活躍できる「スター性」に富んだ人もいるでしょうが、こみちのような凡人であれば、生きるのがやっとという暮らしが待っています。

働き口を見つけるのも大変。

まして条件のいい仕事など、早々にあるはずもありません。

悲観的な意味ではなく、中高年からの再就職では、人脈でもないと介護や清掃、警備といった仕事が多くなります。

もちろん、個人で起業することもできるでしょうが、例えばキャンピングカーで旅することを仕事にするとしても、日当1万円を稼ぎ、社会的な保障を確保するのはかなり厳しい条件です。

こみちが中古のキャンピングカーを購入し、全国を巡りながら情報発信を続けたとしても、それだけで今と同等の暮らしが見込めるとは思えません。

若い頃とは違い、中高年になると働き口が見つからない怖さも知っているので、同世代で旅をされている方々には本当に感謝しています。

その意味では、生きることに寄り添う介護士という仕事をして、旅をする難しさや楽しさをより深く実感するようになりました。

若い世代の方々には、是非とも夢を掴んで欲しいですし、旅先での経験をこれからの生きる糧にしてくれたらと思います。

Twitterなどで、活躍ぶりを拝見し、「いいね」をさせてもらいながら、その旅の様子を見させて欲しいと願います。

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