ケイデンスが175spm
「いかに淡々と走れるか?」を目指して、今朝は走って来ました。
「リラックスする」を飛び越えて、「走っていることを忘れる」という作戦にしました。
走りながら、考えごととして、本当に走っている意識を失い、「あ!?」と思い出して走っていた自覚が戻りました。
時間にすると1、2分のことですが、もう手足の動きは意識しなくてもいいですね。
しかも、リラックスして走っていたので、ケイデンスは170台。
体が重い時は、リズムで走るので185spmくらいまで上がっていたりしますが、今朝はピッチ走法というよりもストライド走法よりでした。
今日意識していたポイント
足が地面に触れて、再び離れるまでの時間が接地時間ですが、これを短縮させるためにも、触れたタイミングと離れるタイミングを合わせるように走ることが必要です。
接地して、グニュっとシューズのソールが沈んで、それがゆっくりとまた盛り上がるまで接地していては長過ぎます。
実際に、こみちがキロ3分前半ペースで走ると、足音はパン、パン、パンという感じで、触れて離れるまでが短くなります。
これがキロ5分ペースまで下がると、イチ、ニ、イチ、ニとなり、わずかですが「間」ができます。
ペースを落とした時に、ふくらはぎが強く緊張するのも特徴で、負荷が大きく思えます。
速く走ると、前に力を逃しているので、ふくらはぎも自重を100%受け取っていないのかもしれません。
しかしペースダウンすると、一回ごとに重い体重を支えるので、余計に疲れやすくなります。
今朝も平均ペースはキロ5分10秒ですが、スタートがキロ6分でゴールではキロ4分20秒なので、ずっと同じペースだったということでもありません。
自然とペースを上げてしまう理由は、速く走りたいからではなく、ある程度のペースが楽だからです。
多分、5キロを7キロにしたら、その2キロはキロ4分20秒よりも速くなってしまうでしょう。
それ以上になると、急に疲労感を覚えて、ペースがガクンと下がります。
その距離を伸ばすには、やはりジョグが大切です。
心拍数は、180bpm台でも苦しくは感じません。
呼吸も乱れることはないので、なぜある段階から走りたくなくなってしまうのか、とても不思議です。
しばらく歩いたりしていると、普通にまた走り出せて、しかもペースをキロ4分前半に上げられたりします。
つまり、疲れたら遅くしか走れないということではなく、疲れている時ほど楽なペースで走ってしまいます。
以前にもお伝えしたことですが、股関節を使って走るとそれだけでキロ5分ペースになるので、無意識に足もタイミングに合わせてしまうと、キロ4分台に入ります。
なので、ゴール付近のキロ4分前半ペースは、ラストスパートで頑張った結果ではなく、楽に走ろうとしたらペースを上げていたという話です。