車旅をより魅力的に撮影するために
車旅の魅力と伝える方法として、カメラでの撮影は必須かもしれません。
以前であれば、より美しく撮影できる一眼レフカメラのような大型センサーを搭載したモデルが有力候補だったでしょう。
例えば、スマホのカメラも十分に綺麗ですし、撮影シーンを選べば魅力的な撮影にも耐えうるはずです。
その一方で、GoPro のようなアクションカメラはさらに手振れによる不快な振動を軽減してくれますから、歩行シーンなども問題なく撮影できるでしょう。
車旅での撮影なら、立ち寄った道の駅などで、到着から店舗内へと移動シーンや手に取る様子も臨場感ある映像として撮影できます。
しかし、そのような撮影では画面に人物が映り込まないととても平坦な印象になってしまうことでしょう。
カットを頻繁に使い、画面に変化をもたらすことで、動きを演出しなければ長いワンシーンを提供するにも一苦労です。
その意味では、複数のカメラでいろんな角度から撮影するなどして、画面に変化を付ける必要があります。
「到着」というシーンでも、車内から見える景色の他、到着先から迎えるようなアングルなど、見せ方を変えるだけで画面に動きができるからです。
360度カメラとは?
一眼レフカメラもGoPro も、基本的にレンズを向けた方向の景色が撮影できます。
つまり、見せたい方向にレンズを向けて撮影しなければいけません。
ところが360度カメラの場合、カメラの前面と背面にカメラがあり、常にカメラを基点に360度の映像を意図することなく撮影できます。
これはつまり、移動中を撮影した時でも、歩いている方向の景色はもちろん、カメラを持っている人、さらに周辺の景色まで同時に撮影できてしまうのです。
さらに、カメラに撮影用の延長棒をつけることで、上から見下ろすようなアングルも簡単ですし、橋の上など移動が制限される場所でも別角度から撮影できてしまいます。
例えば、橋を渡るシーンで、渡っている人の視線だけでなく、橋の外から見た渡っている人の姿も撮影できることになります。
360度カメラによる撮影のバリエーションの豊富さは、車旅を魅力的に伝えるために面白いアイテムになりそうです。