YouTuberになるべき人とは?

 売れているタレントの共通点

昼間にテレビを観ていて、有吉弘行さんが出演されていました。

グルメレポをするシーンだったのですが、同じ共演者である小峠さんに向かって「コメントが多過ぎるぞ!」と驚くようなツッコミをします。

コンビとしてはツッコミ担当でもある小峠さんも一瞬、面食らった顔で、「ええ!?」と考え込み「はじめてだよ! 喋って怒られるの!」と絶妙な返しで笑いをとります。

確かに、撮影現場では様々なコメントが発せられ、それが編集で魅力的番組なるのですから、喋るなというツッコミはあり得ません。

でもそんな予測外の部分に目を向けるのが有吉さんの独特なセンスですし、それを「番組作りって分かっているの?」と返してしまっては台無しです。

有吉さんのツッコミの意図を解説しつつ、でも状況に応じて短い言葉で返すことが出来る瞬時の判断が売れているタレントの生命線でしょう。

売れていないタレントの共通点

売れていないタレントに多いのは、前振りで出た雰囲気をいつまでもひきづります。

いわゆる「くどい」という印象になるのです。

持ちネタを出すにも、どこでも出せるというものではなく、予めの準備やリハを経て、ようやくその魅力を出すことができるというのは、テレビ的に扱える設定が限られてしまうので、面白くても使いにくさがでます。

そんな時に、魅力をコンパクトにするトレードマークのようなネタがあると便利でしょう。

しかし、そうすることが大切なのではなく、周囲から何を求められているのかを察することができると、売れていない状況から抜け出せます。

注目しているYouTuber 「Bappa Shota」さん

Bappa Shotaさんと言えば、恋人のルースさんと一緒にキャンピングカーで全国各地を旅している人。

今は、大きなバスを購入し、改造されているコンテンツを掲載してくれています。

もちろん、コンテンツの構成も面白いのですが、DIYでの電気配線や免許更新などでサラッとクリアしてしまう彼の資質が、売れているタレントに求められる才能と被ります。

無難な道と少し危険でも近道があった時に、近道を選んでも切り抜けられる人なのです。

不器用なこみちなら、無難に時間とコストをかけて問題を解決したでしょう。

また、調子に乗って近道を選べば、思わぬ怪我を招き、さらに問題が増えたりします。

でもそんなテンポの悪さは、せっかく視聴してくれる人にすれば、どこかくどく感じて見る気が失せるでしょう。

でも、そうならないようにテンポ良く解決できる人でないと、YouTubeでは活躍できないのかもしれません。



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