「安らぎを手に入れる」ことも必要
学生時代、バイクが好きで時間があるとすぐにツーリングにでき掛けていました。
根が移住民なので、定住することが苦手でした。
そんなこみちでも、やはりどこかのタイミングで「安らぎ」の時間が必要になり、例えば旅先の宿泊施設に泊まった時はホッとした気分になります。
若かったこともあり、一週間くらいなら野宿や1人用の簡単なテントの他、24時間営業のレストランや駅の待合室で仮眠したこともあります。
もちろん、私物は全て背中に背負っているバックに入っているので、それが盗まれたら身動きが取れません。
まして、ソロツーリングがメインだったので、安心して「寝ること」がとても大変でした。
キャンピングカーなら
剥き出しのバイクとは異なり、車内のあるキャンピングカーなら荷物も置けますし、仮眠しても少しは安心でしょう。
しかし、100%安全なのかは、家にいる時と同じで、泥棒や不審火などのトラブルに合わない根拠はありません。
逆に言えば、キャブコンのような外観の車なら、一般車とは異なりある程度の家財道具が積まれていると見る人には分かります。
まして、キャンピングカーのエントランスドアがどれだけ強固なのかと考えれば、侵入者がいるとそれなりに被害も大きくなるでしょう。
つまり人里離れた場所で車中泊をしているような場合に、キャンピングカーを数台の車で囲まれたら、もう逃げることもできませんし、夫婦やカップルでの旅中なら心配も増えてしまいます。
というのも、バイク旅をしていた期間に、大きなトラブルには発展しなかったものの、危険がなかった訳ではありません。
だからこそ、キャンピングカーによる車中泊の危険性には、車自体の装備面だけではなく、より治安維持に有効な場所で行うべきだと感じています。
その意味では、キャンピングカーの宿泊費が0円だとしても、管理費を支払っても管理された区画で宿泊した方が後々面倒ではありませんし、実際のところ、宿泊施設を利用した方が車上生活よりも安全性は高いことに変わりません。
中高年になると気になる健康問題
幸い、こみちはまだ血圧なども適正値で、服薬しなければいけない状況ではありません。
しかし、段々と身体の不調も増えてくるでしょうし、その内に病院通いも必要になってくるでしょう。
70代になると、多くの人が何らかの病いで病院通いをしているので、中高年の自由な時間は40代から数えて30年くらいでしょうか。
とは言え、子育てや住宅ローン、仕事との関係もあって、すぐにセミリタイヤできる人は少ないでしょう。
そんな風に考えると、ざっくり5年から10年くらいの期間をキャンピングカー生活に当てることができるのかもしれません。
しかも、その期間を過ぎると、そろそろ老後生活の準備に入るので、何かと感慨深いものがあります。
義理の父が、老化現象もあって歩行が少しずつ困難になっていて、医師からは5年後には歩けなくなる可能性を指摘されました。
もちろん生活改善によっても期間を伸ばすことができると思いますが、それだけ老いは誰にでも近づいているのです。
悔いなく生きることが大切!
誰から言われようと、最後の決断は自分でするしかありません。
老いてしまうと思った時に、キャンピングカーで全国を巡りながら、夫婦の絆を深めることもできます。
足腰に不安が出てくると、キャンピングカーで巡るのも大変になってくるでしょう。
いつかは定住者に戻るしかなく、その時期をどう導き出すのかは個人の見解でしょう。
高齢者の賃貸物件探しは苦労すると聞いたこともあるので、70代の夫婦が手頃なアパートやマンションを借りるのも、保障人がいないと大変です。
行けるところまで行って、65歳を過ぎてからそのまま有料老人ホームに入るのも方法でしょう。
いずれにしても、悔いを残さないように自分らしく生きることが大切です。