コロナ禍に「キャンピングカー」を有効利用したいけれど

 コロナ禍が深刻になる中で

こみち自身が医療機関ではないものの、介護業界に身を置いていることもあり、看護師や医師との接点は多分にあります。

特に看護師の場合、介護施設の勤務なので、一般的な医療機関勤務とは危険性と言う意味では同じとは言えないかもしれません。

ただ、仮に介護施設内で発症が確認された場合には、入所中の利用者をはじめ、多くの人たちに迷惑が掛かります。

そのため、休日であっても、できる限り巣ごもりをし、必要最低限の外出を心がけているのが実情です。

さらに、入所者の中には家族との面会を禁止されたこともあって、精神的にとても不安定な方も増えています。

キャンピングカーだからと言っても

福祉系の仕事をしている立場から言えば、感染リスクを少しでも軽減されることを望んでいます。

一方で、アウトドア好きな方も日常生活の抑制も多く、「キャンプしたいなぁ」と思われる方もいるのではないでしょうか。

キャンプ場やキャンピングカーであれば、コロナ禍で囁かれる「密」とも無縁と思われるかもしれませんが、意外なところで感染リスクはあるものです。

そこで、どうしても出掛ける場合には、近場での利用をお願いできたらと思います。

また、出先で食材を調達する場合にも、リスク回避が不可欠なので、できれば事前に準備したり、どうしても現地調達する場合には少人数で短時間、マスクの着用は必須だと言えます。

大自然を前にすると、日ごろの抑圧もあって、開放的な気分になるかもしれませんが、調理場などの施設ではこまめな手洗いやアルコール消毒など、自宅にいる時と同じように除菌意識が大切です。

キャンピングカーだからと言って、大人数での移動は避けて欲しいところですし、テントを利用する場合でも同様に「密」にならない意識が不可欠です。

特に冬季のキャンプでは寒さもあって、暖をとる際に「密」になりやすいので、「これくらいなら…」とついつい開放的な気分で奔放に行動しないことも忘れて欲しくありません。

まだまだ、終息までの道すじが立たない状況ではありますが、個人ができる対策をそれぞれが実施することを粛々と行い乗り切りたいところです。

SNSや動画サイトなどで、キャンピングカーやキャンプのコンテンツを見るのは「癒し」なのですが、活動される方も十分に注意していただけると幸いです。


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